初めての。 ページ14
『おはようございます先輩。』
外に出るとスマホをいじっている先輩がいた。
栞「遅いんだけど？先輩待たせるとか信じらんない。」
すいません、と一言謝って歩き出す。
そういえば、こうやってグルちゃん達じゃない誰かと行くのは初めてだ。
栞「＿ぇ、＿＿聞いてる！！？」
『えっ？…あ、ごめんなさい、何の話でしたっけ。』
危ない、とりあえず今はこの人の話を聞いておかないと機嫌が悪くなってしまう。
栞「だーかーらー！！あんたとグルッペン君達はどういう関係なのって聞いてんの。」
『えっと、ただの幼馴染ですけど、。』
栞「はぁ？そんなわけ無いでしょうが。じゃあなんであんなにあんただけに過保護で甘やかしてんのよ！！？」
『それは…。』
栞「何、言えないほどやましいわけ？？あ、わかっちゃったぁ！どーせあんたがその貧相な体でも売ってグルッペン君達を手に入れたんでしょ？あたしってば名探偵になれちゃうかも？wwww」
いや全然違いますけど何一人で笑ってんねんきっっしょ((
『…違いますけど。』
栞「は？口答えすんなよこっちは年上なんだ…よっ！！！！！」
急に立ち止まったかと思えば拳がお腹目掛けて飛んできた。
『ｯ！！？』
いきなりのことだったので、避けることができずにモロに当てられる。
しかも当たった場所は＿
『ｯ…はぁｯ…くそっ、先輩は、不意打ちでしかｯ…やれないんですか、？…卑怯っすねｯw』
ついイライラして煽ってしまう。
栞「は？今なんて言った？」
蹲る私の前に立ちはだかった先輩。
しまった、この状況じゃ逃げることもできない。そう思った時。
pe「あれ、Aじゃね？」
si「どこですか？…あ、ホントだ！！」
kr「なにしてんのー？」
tr「やっほー。」
日常学園の友達四人が声をかけてきた。
栞「くそっ、お前覚えとけよ。」
まるで悪役の捨て台詞のようなものを言い残して走っていく先輩。
pe「A、？大丈夫？」
kr「めちゃくちゃ顔色悪いよ？」
『ないす、たいみんぐ。』
多分ぺいんとたちが来てくれなかったら私は、そう考えると背中に冷や汗が流れる。
si「よくわかんないけど、もしかしてA今いじめられて…？」
『お願い、グルッペン達には言わないで。』
tr「でもそしたらAはまた、。」
『大丈夫だから。』
助けてくれてありがと、と言ってなんとか立ち上がる。
『じゃあね。』
心配そうにわたしの名前を呼ぶ四人に気づかないふりをして、学校へと向かった。
『＿また、迷惑かけちゃうから。』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 600人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
病みﾁｬﾝ(プロフ) - みいさん» コメントありがとうございます！今はちょっと書く気力がないだけなので続編は出すと思われます！！気長にお待ちいただければ幸いです！！ (9月5日 20時) (
レス) id: c9823de43b (このIDを非表示/違反報告)
みい - 読ませて頂きました！めっちゃ文才ありすぎませんか？！！ちょっとその才能わけてくれませんか））そして、なんか終わってしまっていますが、終わってほしくないです！！身勝手で申し訳ありません！出来れば続編をいつか書いて頂きたいです！待ってます！ (8月31日 22時) (レス) @page25 id: 85697e6a35 (このIDを非表示/違反報告)
ピッピ168号 - マジすこです。更新ファイトです！ (2023年2月10日 18時) (レス) @page25 id: 220c7b8121 (このIDを非表示/違反報告)
かこ - 好きッス！！ (2023年2月9日 3時) (レス) id: 57de660b93 (このIDを非表示/違反報告)
すずねこ - emさんかっこかわよ (2023年1月1日 16時) (レス) @page25 id: 7959e43801 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：病みﾁｬﾝ | 作成日時：2022年8月15日 16時
