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佐藤サイド
佐「え！浮所来ないの？」
楽屋には居るのに、肝心のとこは来ないらしい浮所。
さすがに胸騒ぎがするけど、
今は隣にみっちーがいるし。
あんま騒がないほうがいいよね。
道「浮所、どうしたん？聞いていいんか分からんけど…」
まー浮所のあの体調じゃ、いつかバレるし…
佐「んー浮所、最近よく倒れるの…あー座り込む感じ。で、些細なことで過呼吸起こすようになっちゃって…」
道「些細なこと？」
佐「んーペットボトル落としたり？まー普通に生きてたらありそうなことだけど…」
そう、些細なこと。
俺らにとっては。
だって、ぶつかっても落ちる時あるもん。
だけど浮所のペットボトルが落ちるとかは違って。
結構やばかったのは、明日わかること。
遅かったかな、浮所。
気づくの遅すぎた？
浮所が精密検査をするまで、
そんな大変な病気になってるなんて
俺たち知らなかったんだよ…
でもさ、浮所？
もっと頼ってよ…
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作者名：やまだまや | 作者ホームページ：http://128yamada0509
作成日時：2020年11月19日 23時
