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那須サイド


俺はすぐに浮所の家に向かった。

もうダメかもしれないってどういうこと?
浮所、死なないよね?

俺と浮所の家は意外と近かった。
多分走ったからそう感じたんだと思う。

迷惑かもだけどインターホンを鳴らす。


母「はい?那須くん?」


わりとすぐ浮所のお母さんが出てくれた。


那「あの浮所いますか?」


俺のその問いかけに浮所のお母さんは
すぐに出てきてくれた。


母「那須くんどうしたの?」


俺はすぐに事情を説明して家に入れてもらう。

階段をあがって部屋のドアをすぐに開ける。





そこには浮所がいて、ニコニコ笑ってこっちを見た。


浮「あ!那須くんだー!」


明るかった。
可愛かった。
いつもの浮所だって安心してた。

でも…


那「浮所…?それ…」


浮所の手にはカッターが握られてて
腕は赤かった。

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作者名:やまだまや | 作者ホームページ:http://128yamada0509  
作成日時:2020年6月25日 4時

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