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道枝サイド


記憶喪失。。

さっき電話で弟から聞いた。


どうしよう


記憶喪失って聞いた時、真っ先に浮かんだのは
病む前にニコニコ笑いながら話す浮所の姿やった。

もしもこのまま記憶が戻らんかったら
浮所はもう二度と笑わんのかもしれない。


電話が終わってからも、
ぼーっとその場につったってる俺に
メンバーが声をかけてソファーに座らせてくれた。


西「みっちー、言いたくないならええんやけど……どないしたん?」


大吾くんが隣に座って、
覗き込むみたいに話しかけた。


道「記憶喪失に…なったんです。浮所が」


藤「えっ…」


メンバーみんなも俺みたいに黙って
ぼーっとし始めた。

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作者名:やまだまや | 作者ホームページ:http://128yamada0509  
作成日時:2018年12月26日 0時

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