Michieda.S＿＿生きる意味

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向井サイド


楽屋で待機しとったら、
紫耀から電話がかかってきて。

珍しいなって電話とったら、
大きい声で

平『道枝くんって何かあった？』

って聞いてきた。



向「どうしたん？」

なんでその質問をしたか聞くと、
紫耀が話し始めた。


平『いや、昨日さ大阪でHey!Say!JUMPさんのライブあったでしょ？』

向「あー知ってる知ってる」


そーえば、みっちー毎年行ってたな。


平『道枝くん、行ってなかったんでしょ？それを気にしててさ』

向「誰が？」

平『山田くんが。その話を山下くんからされて』


ん？
山田くんが山下くんに言って、
山下くんが紫耀に？

なんかややこしいな。


向「山田くんにそんなに可愛がられてんの？あの子」

平『みたい』

向「じゃ、伝えとくわ」


そうやって、うまいこと
きろうとしたんよ。

宝くじで10億が当たる確率で
山田くんが会いに来たって
みっちーが会えるような
精神状態かどうかは別。


平『道枝くんに何かあったんでしょ？』

向「活動休止」

平『え？なんで？』

向「急な体調不良。昨日まで一緒に仕事してた」

平『それって朝？』

向「そうやで」


そこで紫耀は何も喋らなくなった。


平『山田くんに言ってもいい？』


そこまで言われたときに、
大吾から携帯をとられた。


西「紫耀？どないしたん？」
　「うん。大阪再生医療センターやから。お願い、じゃあね？気を付けるんやで」


そういって、すぐ電話をきった。


西「このあと病院行こうか」

向「どういうこと？」




西「山田くん、来るんやて」

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