FIFTEEN ページ18
「水凛。お前、いい加減ぶっ殺すで。」
「なんで、そんなに月詠と契約を結ばせたくないの?」
他、響鬼、狂亜とは契約を結んだ。首の後ろに鬼のような印、肩に蛇とも龍とも見えるような印が出来た。
なんでか、俺と月詠に契約を結ばせたくないらしい。
『俺の勝手だろ。』
「俺はそんな尻軽に育てた覚えはないで!」
『俺も鬼怒に育ててもらった覚えはない。』
白い目で鬼怒を見ていると、月詠が俺の腕を引いて顎をクッと掴んで頬にキスをした。
『……え。』
突然過ぎてよくわからなかった。でも、ドクリの心臓が波打って頬に印をつけたようだ。
鏡で見ると、狐の顔の形が薄くついていた。
「月詠ぃ…。」
鬼怒が月詠を睨み付けていた。なんで、そんなに嫌いなんだか。
『いいじゃん、いっぱいいたほうが俺助かるし。』
「俺はそんな尻軽に育てた覚えはないで。」
『何回言わせるの、俺も鬼怒に育ててもらった覚えはない。
なんでそんなに、鬼怒は月詠が嫌いなの。』
「それは教えん。」
なんでだよ。
すると、響鬼が俺の耳元で
「鬼怒は初代が好きやったけど、初代は月詠に持ってかれたからや。だっせぇ。」
「おい、響鬼聞こえとるわ。
っ…俺は別にそれくらいどうてことないわ。」
歯をギリッと噛み、拳を握り締めていた。…顔が怖い元からだけど。
…なんか、月詠が悪いことでもしたのかな。いや、するわけないよな。一応仲間なんだし。
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大手裏剣(プロフ) - ゆつきさん» どういたしましてー、いえいえ、これからもよろしくお願いします。 (2019年1月11日 9時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆつき - 理解して下さりありがとうございます!!助かります!!ありがとうございます! (2019年1月11日 8時) (携帯から) (レス) id: ca4204c2d8 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - シュランさん» 初めまして。こちらこそありがとうございます!それはよかったです。はい、少々お待ちくださいな。( ˇωˇ ) (2019年1月10日 10時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)
シュラン(プロフ) - 初めましてシュランです。作品を読ませてもらいました。ザックり言うと、最高です。ありがとうございます!文も読みやすくて話も凄く面白いです。次の更新楽しみにしています (2019年1月10日 10時) (レス) id: 567cd1cb99 (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - ゆつきさん» 初めまして、コメントありがとうございます。楽しんで頂けてとても嬉しいです。了解しました。話数を記入しておきます。 (2019年1月10日 9時) (レス) id: 930f4adcc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大手裏剣 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時:2018年11月25日 23時