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「抱かせてあげよーか?」 ページ8

A視点

院長を膝から退かし、身体を伸ばす。今日は何かと体が凝るなぁ
ほんと痛いなぁと肩を抑えていれば、急に手を置かれビックリしてしまう

「なんだ、セリーか」
selly「A最近俺と話してくれないから寂しい」
「話してんじゃん、今」
selly「そいう事じゃなくない?」
「もぉーうっ!セリーは可愛いなぁ」
selly「わぁっ、きゃー」

バックハグ的なことをされ、横を見ればセリーがいた。セリーは猫のように甘えてき、正直言えば超可愛い
甘やかすため、頭をぐしゃぐしゃになるまでわちゃわちゃと撫でる。すると体制が崩れてしまい、セリーが倒れてくる
重いし!ぐるじぃ"…!!

selly「A暖かいー」
dr「体温高いよな」
猫麦「おぉ!すっごい暖かいっす!」
rd「あちぃー」
Sa「あ、ほんとだ」

「御前らが冷たいんだよォ!」

うぅぅとなってれば体温の高い低いの話になり、皆に体を触られる
院長や麦ちゃん、だるーは体温が低いのかすげぇ冷たい。逆に山本は熱湯くらい温かい
救急隊は冷たいのかあ?

selly「湯たんぽ」
「いだだだだ…セリーは猫みたい」
selly「Aはナマケモノー」
「褒めてんのか、それ」
selly「いや、貶してる」

猫麦「、…」
rd「とろさーん、行ってきな」
猫麦「え?!な、ナンノコトスカネェ、…?」

セリーに潰されながら、会話をする。麦ちゃんの物凄い視線に耐えながらもセリーを抱き上げ立ち上がろうと作戦を練る
まぁ、ゆっくり持ち上げようとすれば行けるっしょ

「退いてねーそろそろシフト終わるから」
selly「残業ダメなんだっけ?」
「この後、他の人来るから金にならん」
Sa「お金ある?大丈夫?」
「今月ギリギリだよ、…胃が痛てぇ」

見事作戦は成功し、俺は帰る為に着替えようと立ち上がる。実は俺の家はここではなく、シフトの関係で1日事に帰らなければならないのだ
家賃や生活費のことを考えると胃が痛い

「家賃も危ないんだよなぁ」
猫麦「あ、じゃ、じゃあ、…とろろと夜まで遊びませんか?!」
「え?」
rd「ほら!家賃浮かせる為にいいんじゃない?」
Sa「まぁ、確かに、…」

ボソッと呟いたが、聞こえていたのか麦ちゃんに妙な提案をされる。麦ちゃん側の院長とよく分かってない山本はその提案に賛成する
どう断ろうと悩みながらも、頭を搔く。彼女の願いとっても断りずらいんだよなぁ

「夜遅くまでなんて危ないよ。しかも、俺と2人」
猫麦「???」
rd「スゥッー…それは、Aが、とろさんを、襲うかもって、こと?」
「うん。いくら不細工が大好きだからってさ、俺も男だしね?」
猫麦「あ、ぁへぇ、…///」

「秘密」※若干BのL注意※→←「言わないで」



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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei  
作成日時:2023年11月20日 18時

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