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「久しぶりだね」 ページ4

A視点

2人の口から山本の名前が出て、吃驚する
そっか、来てくれるんだ、山本…と安心してしまいそんな自分が少しむず痒くなる。パチンっと自分の頬を叩き、気合いを入れる

「…そーなの?最近山本来てなかったけど、来てくれんだ〜」
rd「嬉しいそう」
「嬉しいかもね」

それでも緩む頬と一緒に嬉しさが態度に出てしまう
なんとかして、どうにかしなきゃだなぁと思い、また煙草を吸う。これで2本目だ
先程の煙草は何処かに置いてきたか捨てた。…ワンチャン火事になるかもな

猫麦「もぉ〜煙草は身体に悪いよぉ?」
「まだ2本目だから大丈夫だろ」
猫麦「あ、エ"ッ?!うわぁ?!」
「あはは、可愛い」
rd「…まだ?1日何本吸ってんの?」
「最近は10」
rd「身体に悪いすぎ!!」
猫麦「なんかあったんすか?」
「…いやいや、別に?最近忙しいからなぁ…」

山本の話に夢中になっていれば、麦ちゃんは俺の傍にやってきた。可愛いねぇ
ふぅ、と顔に煙をかければゴホゴホっと席をする麦ちゃん。これ以上やったら橘に怒られるなぁなんて思いながら、院長とも話す

「院長も吸うっしょ?麦ちゃんも」
rd「え、とろさん吸うの?」
「20本くらい吸ってんのよ、この子」
猫麦「ちょっと!A君それ言わない約束!」
「あはは、ごめんねぇ」
rd「マジかよー…とろさん、マジかよー」

タバコの話をし、冗談を言えば真に受ける院長。麦ちゃんが煙草吸うわけないでしょ〜…詳しくは知らないけど
マジで1日20本くらい吸ってたらどうしよう…気まず過ぎと思いながら、ドアの方を見つめる

カランカランッ

「!」
Sa「あのー…すみません」
「山本!最近何してたんすか?」
Sa「ごめんごめん」

ドアが開く音がし、3回目でやっと来た山本。急いで身だしなみを整え、駆け寄る
出来る限りのムスッとした顔で山本を追い詰めれば笑って、謝られた。反省しろよ!

「反省して?」
Sa「してる」
「してないよなぁ?!…ん、寂しかった!」
Sa「ごめんごめん」

rd「…ー、ーーー?」
猫耳「…、ーー、ーーーー。ーー」

麦ちゃんと院長がこちらをちらちら見ながら小声で話してるのを見て、これ以上はと思い、山本に構うのはやめる。一応最後に頭を撫でてもらったので満足はした
山本に、にこっと笑いかけたあとまた院長達の席に戻る

「ごめんね、ウチの馬鹿が」
rd「いやいや…幸せそうで」
Sa「怒られてましたけどね、俺」
「んな事ないっすよ。俺、麦ちゃんとかといた方が楽しんいんで」
猫耳「わぁっ、ちょ、…!」
「可愛い。麦ちゃんはやっぱり可愛いよぉ」

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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei  
作成日時:2023年11月20日 18時

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