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「甘えんな」 ページ11

A視点

仕方ないと思い、nqrseに約束を取り付ければむむむむむっと顔になり考え込み始めた

nq「…もう一声」
「俺のことに連れ回して、好きにしていいよ?その日はnqrseの言う事全部聞くし、nqrseしか見ないよ?…一日中俺の事めちゃくちゃにして?」
nq「うーっわ…何御前好き」
「だろぉ?やっぱり俺はこーいうの向いてんすよ」
nq「こうやって女誑かしてんのか」
「はい」

口からどんどん出てくる言葉に、前もこんなこと言ったような既視感を覚えながらnqrseの顔を見る
この場合、麦ちゃんなら照れたり何かしらの表情を見せたりするだろう。が、nqrseは真顔で俺の方を見てグッドサインを出すだけだった
んー…もっと他の反応して欲しかったなぁ

nq「仕方ない!」
rd「ちょろ」
hn「ちょろすぎ〜」
nq「一旦黙ろ?…Aはまじ罪な男だよ!とろさんが惚れるのもわかるよ」
「あざっーす。nqrseはほんと俺の事好きっすね」

散々言われるnqrseに笑いを堪えながら、時計を見る。13:43
なんだもう10分以上も経ってんのか…スラスラとスマホを弄り、めとさんとなずぴちゃんに連絡する
電話だと迷惑だろうし、メッセージでいいや

rd「Aってさぁほんとにブスが好きなの?」
「なんすか、急に」
rd「ほら、nqrseとかとろさんとか…あと俺とか!顔のいい人ばっか誑かしてない?」
nq「自分の事ちゃっかり入れんな」
hn「…え、私は?」
「この街には顔がいい人ばっかじゃないすか。俺好みの不細工なんていませんよ」

俺のタイプに疑問を持つ院長にしっかりと意見を伝える。俺は不細工が好きだと、この街にはそんな奴居ないと
院長の後ろで橘とnqrseがなんか言ってるが、無視されている

「つか、もう俺帰っても大丈夫ですか?」
nq「ダメ」
「さっきと言ってること違くねェすかァ〜」
hn「いいじゃん、遊ぼーよ。猫麦との話も聞きたいし」
「いやだなぁ、橘。俺は麦ちゃんとは何もありませんよ」

頭を掻きながら、過ぎ通ろうとすれば案の定nqrseに止められた。それに橘まで
普段は余り関わってこないので意外だ
まぁコイツに関わればやれ麦ちゃんとの事や、女の関わり方やら聞かされて困るので断る

rd「まぁまぁ、遊ぼーよ?」
「…」
rd「好きでしょ?遊ぶの」
「まぁ、1人で遊ぶよりかは…てか、離してくださいよ。重いです」
rd「ツンデレ〜」
「きっっっっっしょ」

hn「どこ行くぅー?」
nq「やっぱ犯罪しにだろ」
rd「何言ってんだ」

頭を悩ませてれば、後ろから院長が体重を乗せて動けなくしてきた。はぁ…と溜息をつけば、3人に逃げれないように囲まれた
右に院長。左にnqrse。院長の隣に橘

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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei  
作成日時:2023年11月20日 18時

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