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「あ、」 ページ2

A視点

「んぁ…?」

店のドアが開く音で目が覚める
ドアの前には客と思われる誰かが居た。ゴシゴシと目を擦りながら身体を起こし、接客しようとする
俺の名前はA。何週間か前にこの街に来たバーテンダー

猫麦「寝てたのー?」
rd「寝ちゃダメだろ」
「どもー、麦ちゃんと院長さん。どーしたんすか」
rd「とろさんがAに会いたi───猫麦「ちょっとー!院長!」
「麦ちゃん可愛いね〜。俺も会いたかったよ」
rd「誑しがよ」

カウンターに入り、ようやく意識がしっかりし、客の姿や名前が分かった。手を洗いながら、その客こと院長と麦ちゃんと話す
少し寝すぎたか?頭が痛い

「何飲みますー?」
rd「ブドウジュース」
猫麦「いちごジュース」
「いつも通りカクテルじゃないんすねぇ」
rd「仕事あるから」
猫麦「この後も沢山くるかな?」

頭の痛みやダルさは表には出さず、この2人を接客する。注文内容を暗記しながら、作り出す
カクテルとか飲めないのになんで来んだろ、この人達なんて思いながら2人を見つめる

rd「なによ」
「いや、別に。忙しいそーだなって」
猫麦「忙しいっすよー」
「お疲れ様すぎ。救急隊とか警察は上手く回んなきゃ、休みないっすもんね」
rd「Aもそうだろ」
「ウチは上手く回ってんで。それに、楽しいんでいいんすよ」
猫麦「救急隊も楽しいよぉ」

2人の目の下をよく見れば、隈があった
救急隊や警察はやっぱ忙しいよな。山本も最近来ないし…まぁ、別に無理に来てくれとは言わねぇけど
幼馴染が最近逢いに来てくれないことに、寂しさを覚えながら作成したジュースを出す

「楽しくなさそー…はい、いっちょあがり」
rd「おっ、ありがとう」
猫麦「おしゃれー!美味しそうです」
「美味しいよ?特にそのふたつは署長の山本イチオシだよ」
rd「へー」

作ったあとは、カウンターから出てソファー席に座る2人の前に座る
煙草に火をつけ、吸っては吐きを繰り返す。んまいなんもしてないのに疲れている身体が、ボキボキ鳴っている

rd「Aって最近彼女とかいたの?」
「急になに?…別に居ないっすよ」
猫麦「!そうなんすか?」
「そうそう。てか、ここに籠りっぱなし彼女なんか出来ないっすよ」
rd「じゃあとろs───猫麦「もー!!!院長!」
rd「あはは」

いつの間にか恋愛話になり、困惑する。とりあえず質問に答えながら二人と話す
たまに出る院長と麦ちゃんの慌てっぷりを見てあったなこんなことと思いながら、麦ちゃんが俺の事を好きなのを思い出す。
ついでにそれに関して橘に怒られたことも思い出した

「こんにちは」→←設定(12.23修正済み)



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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei  
作成日時:2023年11月20日 18時

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