【水木】君は完璧なはず【ゲゲゲの謎】 (ページ10)

今日:12 hit、昨日:63 hit、合計:6,319 hit

「煙草」ページ10

A視点

「水木君の髪の毛は黒くて、瞳は藍色っぽいよね。僕、君のそんな所も好きなんだ」
水木「俺は御前の見た目も、性格も好きだけどな」
「誑しだ」

下からじぃっと彼の顔を見て、話す
彼の足と足の間に座ってる僕。体を委ねているが、重くないだろうか？頭を肩に乗せて、大丈夫だろうか？なんて考えたり、特等席だな、ここ思ったりして楽しむ

水木「誑しじゃねぇっつーの」
「どうだろうね、君仕事から帰ると結構な頻度で妖怪を連れてくるけど」
水木「勝手に来ただけだ。誰でもいいんだろ」
「妖怪を侮らない方がかいいよ、強力な奴らもいるし、何をされるか分からないからね」
水木「でも、その時は御前が守ってくれるだろ？」
「うん、死んでも守るよ」
水木「独占欲の塊だもんな」

そういや、最近水木君妖怪連れてきがちだなと思いマーキングをする。後ろを向いて、水木君と向き合い首に頭を埋める
噛み跡をつける。水木君の人間・妖怪誑し症は、跡をつけといたらなにかしてくるものも消えて、収まるだろう

「水木君はどう？僕が他の人のところに言っちゃうのは嫌？」
水木「やに決まってんだろ」
「可愛i─ゲゲ郎「儂も入るぞ」
「「あ」」
ゲゲ郎「なんじゃ、まぐわっている途中か？」
「いえ、ここでそんなことはしませんよ」

跡をつけていたら、つけ返された。ぼっーと見ていれば水木君は僕の身体中につけ始める
上半身に付けられるもんなので、僕は膝立ちをしなければならない
膝立ちして、水木君を見下ろすようにしていればゲゲ郎さんが入ってきた

ゲゲ郎「お〜…凄い跡じゃの」
「あはは…狭なくないですか？もう少し、寄りますよ」
ゲゲ郎「大丈夫じゃよ、暖かいぞ」
「良かったです」
水木「御前、急に来るのやめろよ」
ゲゲ郎「良いだろう、儂も大蛇と仲良くしたいのじゃ」
水木「はぁ？」

僕、ゲゲ郎さん、水木君の順番で皆で横になって座る。仮にも男3人なので浴槽はぎゅうぎゅうっとなっており窮屈だ
ゲゲ郎さんと水木君は今にも殴り合いしそうだし…こんな所で喧嘩するのは頼むからやめて欲しい

「喧嘩しないでくださいよ。ただでさえ狭いんですから」
ゲゲ郎「お、頭洗うのか？儂がやってやろう」
「遠慮しときます」
ゲゲ郎「なんじゃ、嫌か？儂に触られるのは」
「いえ…そんな事は。というかやらしい言い方しないでください。水木君が凄い顔でこちらを見てくるので」
ゲゲ郎「嫉妬深いのぅ、嫌われてしまうぞ」
水木「うるせえ！」

仕方ないので、浴槽から出てシャワーを浴びることにする。と、さらに言い合いは加速してしまう
ゲゲ郎さんが水木君を煽り、それにキレる水木君