【水木】君は完璧なはず【ゲゲゲの謎】 (ページ8)

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「花」ページ8

A視点

「おかえりなさい」
ゲゲ郎「ただいまじゃ」
岩子「遅くなってごめんなさいね、お土産買ってきたわ」

21時過ぎに帰ってきた岩子さん達。丁度、今僕は靴箱掃除をしており、対面した
両手にはお土産らしきものが敷き詰められた袋を持って、頭にはそこのパークのイメージキャラクターのカチューシャが着いているので十分に楽しんだことが分かる
鬼太郎もゲゲ郎さんの腕の中で寝てしまっているしな…

「ありがとうございます。今日はもう遅いので、明日頂きましょう」
岩子「そうね」
ゲゲ郎「楽しかったわい、御主も今度水木を連れて行ってみたらどうじゃ？」
岩子「その時は5人で行きましょう！楽しいわ、きっと」
「楽しんでいたのであれば、何よりです。機会があれば何時でも誘ってくださいね」

2人の話を聞きながら、一緒にリビングへ行く。沢山歩いていたと思うから疲れただろうし、なにより大荷物なのでゲゲ郎さんの代わりに鬼太郎を抱っこする
可愛い寝顔に癒される

水木「お、帰ってきたのか」
ゲゲ郎「なんじゃ、水木よ。明日は休みなのか」
水木「おう」
「飲み過ぎだよ、水木君。さっきさんざん酔ったんだから程々にしときなさい」
水木「休みだからいいだろー」
「水木君になんかあったら嫌だからやめて、ね？」

ぽんぽんっと鬼太郎を布団に寝かし、何本も飲んでる水木君を止める。飲みすぎてアル中になったら困る、君がアル中になって、肝臓壊して死んだら許さないよ、僕

ゲゲ郎「本当に大蛇に愛されてるのぉ」
水木「俺はこいつの恋人だからなぁ」
「ちょっ、歩きづらいから…」
岩子「水木さん、可愛いわね〜」
「酔ってなかったら良かったんですけどね」
水木「どこにも行くなよォ」

お酒を取上げて、片付けをしようとすれば水木君が足に抱きついてくる。両足の身動きを取れなくなってしまった
ポンポンと頭を叩いて、離してもらおうと作戦を練る。酔っ払ったら可愛いけど、家事が出来ないなぁ
というか、さっき酔い冷めたって言ったのにもう酔ったんだ…

「水木君、何処にも行かないから離して？」
水木「ん」
ゲゲ郎「今夜はどうするんじゃ？」
水木「二人でまぐわうんだぜ、久々に」
「…そのような事実は一切ありませんので」
ゲゲ郎「その割には目を合わせないのう」
岩子「まぁいいじゃない！ラブラブなのは」
水木「さっきだってキスしたんですよ！コイツと」
「僕からですけどね」

そばに居ると言えば離してくれた。ので、一旦離してもらい、座る
と、膝に頭を乗せてきた水木君を撫でれば調子に乗ったのかばんばん今夜のことを話し始めた
やっぱり、飲みすぎは良くないよ