「死」 ページ15
A視点
水木「はぁ〜?」
「鬼太郎が自分のところ来てくれないからって…可愛いね、水木君」
水木「…バカか」
「ぇ」
それを鬼太郎と伝えれば、分かりやすく拗ねる水木君。揶揄うように頬を撫でれば、顔を歪めてこちらを見る
可愛いなぁ、水木君
面白がるように彼に触っていたのが、ダメだったのか彼に押し倒されてしまう
水木「俺が拗ねてる理由は御前だよ」
「だから、僕がいうっ、───水木「話聞け」
「あでっ、…痛いなぁ」
水木「御前が鬼太郎に独り占めされているからだ」
「…可愛い、好き」
鬼太郎がいるのにも関わらず、僕の脚を優しく撫で始める水木君。赤子にも嫉妬しているのか…本当に君は可愛いなぁ、大好き
少し重いような気持ちを込めてハグをすると強い力で返ってきた
鬼太郎「みじゅ、おおちはきたの!」
「わっ、…」
水木「なんだと〜コイツは俺のだよ」
鬼太郎「きたのきたの!おおちはきたのちゅま」
「あら。可愛いね、鬼太郎」
水木「俺はどうなんだよ、可愛いだろ?」
「水木君も可愛い」
水木くんとハグしていると鬼太郎がその間に入ってくる。僕と水木くんの仲を裂くと、僕の方へ来て僕を自分のだ、自分の妻だと主張する
そんな姿に胸がきゅぅっとなっていると、水木君が負けじと鬼太郎と僕を取り合う
あはは、どちらも可愛くて愛しいな
岩子「おはようございますって!貴方」
ゲゲ郎「おはようじゃ…ん?大蛇は皆から人気じゃのぅ」
「岩子さんゲゲ郎さん、おはようございます。騒がしくてすみません」
岩子「もう、いいのよ!別に」
ゲゲ郎「儂も混ざって良いか?」
「朝からテンション高いですね。どうぞ、遠慮なく」
微笑ましく水木くんと鬼太郎を見ていると、岩子さんとゲゲ郎さんが入ってきた。挨拶をしなきゃなと思い、声をかければ、岩子さんは微笑ましそうにこちらを見てゲゲ郎さんに言う
ゲゲ郎さんは少し羨ましいそうにした後、水木くん達の所へ混ざる
ゲゲ郎「大蛇はワシのじゃ!」
水木「あ、ゲゲ郎。起きたのか」
鬼太郎「おとしゃ、おおちはきたの?」
ゲゲ郎「うむ。ワシと鬼太郎のじゃぞ、水木!大蛇は気安く触るんじゃない」
水木「俺のだっつーの!」
「騒がしいですね」
岩子「あら、楽しそうでいいじゃないの」
「岩子さんは僕を取り合ってくれないんですか?」
岩子「あら?えぇ、だって知ってるもの。A君はちゃぁんと私のものだってね」
「…1枚上手ですね」
ゲゲ郎さんも加わった争いを岩子さんと被害の行かないところから見る。ふと、失礼ながら岩子さんをからかいたいなと思いからかおうとすれば1枚上手の回答が来た
これは、勝てないね
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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei
作成日時:2024年1月9日 18時