【水木】君は完璧なはず【ゲゲゲの謎】 (ページ12)

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「後処理」ページ12

A視点

「ぃ"っ」

腰の痛みに思わず、目を開く。辺りを見渡すと、昨日の夜とは打って変わって太陽の光が入っており、ティッシュや液体などの汚れがしっかりと見えるほど部屋は明るい
どうやらもう朝になったようで隣には跡の沢山ついた水木君がぐーすかぐーすか寝ている
布団を捲り、僕も身体を見てみるとキスマや手形、噛み跡などが沢山あった

「…」

とりあえず、起こさないようにそろーりと立ち上がる。が、立ち上がった瞬間に足にたらたらと何かが伝う感触がする
感覚的にはしりから出ているので気になって、触ってみるとねちょねちょとしており、目で見るとうっすら白いのできっとよくある"あの液体"であろう

「ナカに出すなって言ってるんだけどなぁ…」

ゴムをして欲しいと注意したことあったなと思い出し、布団に座る。もしも僕が、孕♡んだりして水木君に何かあったら嫌だから言ってるのに…
まだスヤスヤと呑気に眠っている水木君の頭を撫でて、キスを落とす
もうやってしまったことは仕方ない。水木君は可愛いから許そう

「よし」

適当に棚から服を取り、着替える。この服は水木君のだが勝手に借りても大丈夫だろう
ぶかふがとしたYシャツの袖とスボンの丈とウエストを自分に合わせて、折って事後処理をする準備を進める
ひたすらに床に落ちたティッシュを拾って、捨てる。どろどろとした白い液体や、血のような赤い液体を床に跡を残さないように拭き取る

水木「ん、…おはよう」
「水木君。おはよう、服借りてるね」
水木「ぉう」
「まだ眠かったら寝てていいよ。僕は事後処理してるね」
水木「…起きる。何か俺が、手伝えることあったら言えよ」

頑張って処理をしていれば水木君が起きた。真っ裸で眠そうな彼の頭をわしゃわしゃ撫でていれば、目が覚めたのか立ち上がった
下着と服を着る水木君を横目で見ながら、また処理を再開する

「いい子だね。ねぇ、いい子な水木君、濡れタオルを持ってきてくれないかな？」
水木「わかった。濡れタオルだけでいいか？」
「あー…じゃあ、僕の下着と服も頼もうかな。僕の部屋に入って右隣の棚の2と3段目に入ってるからよろしくね」
水木「色とかは俺が決めていいのか？」
「うん」

一人でやっていると、水木君が手伝ってやると言い始めたので簡単なのを頼む。液体とかあるから下手に動いたら、水木君が危ないし
タオルや、僕の服を持ってくる役割が彼には適任であろう

水木「…」
「いたっ、なにするのさ」
水木「項が見えたから、噛んでみたくなっただけだよ」
「ふぅん…水木君のえーーっち♡」
水木「ッ///バカ！」
「あはは、走ると危ないよ」