【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ32)

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「にゃん」ページ32

A視点

「─ま、ということなんだけど」

気を取り直し、改めて説明すると渋い顔したフィンと真顔をしたマッシュ
え、大丈夫そ？話、…聞いてたのかなぁ？もう１回説明した方が良さそ？

「うーん、嫉妬じゃないのかな？」
「というか、そもそもA君は何をしたの？」
「何もしてないと思うんだよなぁ…昨日は一日中、部屋にいたし」

頭を捻らす探偵Fと助手M。NEXTコ○ンズヒィントォ♡！的な感じノリで話す。どうかこの謎を解決してくだせぇ、恋の名探偵！！

「…その、先輩ってストーカー、なんだよね？」
「え、うん。ま───「ちょっとお待ちあれ！恋の相談はわっちに任せなんし！」
「「「え」」」
「あっしの名前はジェラシー・ビラヴェド！濃い…あ、間違えた…恋のの迷える子羊を誘う…め・い・た・ん・て・い！」
「誰？」

と、そこにライバル(笑)の恋の名探偵Jが現れた
助手Mは可愛く首を傾げ、コチラを見た。名探偵Fは、あはは…と苦笑いで頬をかいている。つか、こいつ神覚者的な感じだよな？？なんでここにいんの

「俺の姉。帰れよ〜」
「まぁまぁ、話してみなんし！」
「えー」
「でも、なにか解決するかもしれないし、いいんじゃない？」
「女性ならではの意見もあるかもしれないし」
「いーこと言うじゃん！よし、いいな」

＊

フィンにもマッシュにも言われたので、渋々姉に話した。姉は頷きながらも、話していくうちに顔が渋くなって言った。何その顔〜ぶっさ！とは言わなかったよ
偉いね、俺

「、あの、ラブ先輩いますか、？」

そして事件前後のことも、事件のことも一部始終完璧に話したあと、
『御前はさ、鈍感だし気付かないんだろうけどその子のこと好きなんじゃねー？今は本当に好きじゃなくても、試すことは大切だ！つーわけで、告ってこい！』
と言われた。これでも結構長いが、9割くらい約した方なのだ。マッシュなんてキャパオーバーしてた

「ラブちゃん？それなら、後ろにいるけど」
「え」
「…」
「(こ、こわｯｯ！)ちょ、ちょっとだけで、いいんで話を聞いてもらいたいですけど」

なんやかんやで、俺も自分がラブ先輩を好きなのか知りたかったのでラブ先輩に告りに来た。談話室でラブ先輩の知り合いっぽそうな人に話かけると、後ろにラブ先輩がいた。怖ｯｯ

「…怒って、ないの？」
「え。まぁ、俺が悪いところもあったし、別にそんな…嗚呼、で俺にも罪悪感があるなら、少し聞いて欲しいです」
「っ、いいのっ、！わたしもごめんなさいなの、」

うるうるとした瞳で見つめてくる彼女。そんな彼女に話を聞いて欲しいと言えば、泣き出してしまった
え、気まず