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「心配」 ページ24

A視点

俺の途切れた記憶の後はライオ様が話してくれた
腕の傷は幹部の金髪のトゲトゲ頭が治してくれたことは前に聞いて知っているので、それを誰かと探す

「ーーー、──────、?」
「─────────」

探すのに夢中で話が入ってこないが、まぁこれから先は俺が聞かなくとも大丈夫だろ!にしても、キンパのトゲ頭…コモンセンス先輩…?!え、そうじゃね?コモンセンス先輩しか居なくね??
えぇー、あの人無邪気な淵源の幹部だったんだ…道理でアベル様がヘラるはずだよ…

「うぉーい、我が弟よ!聞いているのかァ?」
「っえ」
「聞いていなかったんだな」
「あ、…すんません。もう一度お聞きしても…?」
「はぁ、…これから我々は君が無邪気な淵源に狙われてるていで話を進めていく。我々は君を餌に無邪気な淵源を誘き出す。そして市民の平和を守る」

ウンウンと考えていれば、姉が目の前にいた。どうやら今回の話し合いというなの拷問は結論が出たらしい。めっっちゃ聞いてなかった。マジごめん
お優しい神覚者様に聞き返すと、眼鏡さんが溜息をつきながら、答えてくれた
すんません

「はぁ、…?」
「オーオー、君、よくわかってないねぇ」
「安心しろ。君が犠牲になれば、世界の平和が訪れるという話だ。我々は全力で君を犠牲にさせてもらうぞ」
「オーター様ァ、我が弟のコイツ話聞いてないと思いまぁすっ」
「セカイノヘイワ、?すぅっー…っあれ?!俺の平和は?」

マジごめんだけど、言われてもあんまわかんなかったです。セカイノヘイワ、?俺の犠牲?はにゃ?
まぁ分かることはたった一つ。神覚者、…目の前にいるこの眼鏡男様は俺を守る気は無いということ
意外にクソ野郎?

「じゃあ、今日は解散だな」

勝手に終わらせんな!



「第5回 七魔牙の中で一体誰が下僕になるのか…己の地位がかかっているぞ!チキチキ!レアン寮ダウト大会」
七魔牙「いぇーい」

パフパフとどこからともなく騒がしい音がなりながら、始まるトランプ大会。この大会なんの意味あるんだろう…と思いながら、司会として喋る
みんな楽しそうに相槌をしてくれた

「えーっと、本大会の司会は1年の(わたくし)、Aと」
「同じく1年、マイロ・ジェーニアスが務めます」
「チームとしてはワース・ラブ・アンサー・Aチームとアベル・アビス・オロル・マイロチームに分けさせていただきます」
「ちなみに負けた方のチームの主に1年の地位がかかっています」
「2.3年は先輩の名にかけて絶ッ対に!勝ってください」

「きゃ〜Aくんの為に絶対勝つの!」
「ダウトなら僕達も負けないさ」

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作者名:souta | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mei0424mei  
作成日時:2024年3月22日 11時

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