【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ21)

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「セコンズ」※オリキャラ出現※ ページ21

A視点

時が経つの早い訳で、もう俺は退院していた
ただ、まだ後遺症らしきものがあるらしく週一の通院は絶対とされた。んー、めんどくせぇ！

「弱w〜！あんた弱すぎ！」
「クソじゃん、クソ姉貴じゃん」
「っかぁー、んなこと言っていいのかぁい？ここにはし、ん…心拍社？」
「神覚者だぞ、ビラヴェド」

まぁ、なんかやかんやで退院した俺は魔法局に来ていた…姉と一緒に。姉は陽気に俺を煽り散らかし、自分の貰った称号の名前も覚えられていない馬鹿なので隣にいるライオ様にツッこまれていた
これから問いただされる空気じゃねぇよなぁ…

「そーそー、今から行くとこ神覚者達がオールスターズしてるから！みんな怖いよぉ〜！ちな、あたしは神覚者の秘書的な？」
「知ってるよ、それくらい。アホか」
「つか、なにイノシシ・ペガサス流星拳に狙われてんのよぉ〜ガチ笑った！」
「おい。あんたそれでいいのか？？姉として。てかイノシシ・ペガサス流星拳って何？イノセント・ゼロな？」

長ーい魔法局の廊下には俺と姉の声が響く
姉の陽気な声と俺の低い声。傍から見たら馬鹿どもの集まりだろうな、と思い苦笑いする
こんな姉恥ずかしい…！まじイノシシ・ペガサス流星拳ってなに？？気になるんだけど

＊

「着いたぞ。これから、A・ビラヴェドの尋問を始める。全員位置に着け」
「さっ、弟よ！頑張りたまえよ、ここの人達は皆んなこえ〜って感じだから。特にあのツートンと眼鏡野郎。ブラコンだから気を付けてちょ♡」
「「早く座れ/早く座ってください」」
「うーっす」

会議室のようなところに入ると、重苦しい雰囲気の所為で身体中の毛穴から水を出た。汗ですよ、汗
神覚者＋姉が前に座り、俺はこの部屋の真ん中辺りに用意された椅子に座った
姉は座る前、俺の緊張を解すためか笑いを取ろうと神覚者罵ったあと座った

「A・ビラヴェド。貴様、なんのために呼ばれたかわかるか？」
「え、あ、はい」
「なら、良い。では、その件について詳しく話せ」
「かくかくじかじかでして」
「詳しく話せ、と言ったはずじゃ。それで伝わるわけないだろ。ふざけとるのか」
「すんません」

そして偉そうなハゲ親父1人が俺の真ん前に座り、俺と話し始めた。取り敢えず、真面目に返していれば怒られた
なんで？今怒る要素ありました？ねぇ、まだ一応けが人設定なんですけど？

「もー…オッサンさぁ、そんなあたしの弟怖がらせないでくんない？今日はそんなくどい話をしに来たんじゃないんだし」
「ジェラシー、私達は現場を見ていません。詳しく聞くことも大切なのですよ」
「うるせぇ、イカレ糸目」