【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ19)

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「溺愛」※見る人によっては注意※ ページ19

A視点

Q.この世で一番尊いものとは？
~~A.あー、俺じゃない？~~

「(シスコン…シスコンだからな、コイツ…)妹っすかね、？」
「ｯｯ！！貴様！話のわかるやつだな！」
「グハッ…？！」
「病み上がりの人が一番ひどい扱い受けてるんだけど？！てか、今何で倒れたの」

良く考えながら、答えれば相手にガチ恋ゼロ距離で近寄られてしまい、国宝級の顔面偏差値に攻撃されてしまった。手も握ってもらって…暖かくて大きい男らしい手だワ！スキニナッチャイソウｯｯ！

「あばばばば…A君が瀕死の状態だ」
「？大丈夫か、貴様」
「ぁ、あひゃ、っ…いけめん…♡///」
「結構ガチで死にそうじゃん」
「もぉーー！アナタ！A君を取らないでほしあのっ！A君は私ものなの！」

心配するマッシュとイケメンランスきゅん。フィンはツッコミを通り越して呆れが来ているような顔をしていた。キュート先輩は相も変わらず、俺の腰辺りに抱き着いて騒いでいた

「まぁ、取り敢えず大丈夫そうだな」
「大丈夫です…すんませんした！」
「怪我、大丈夫？」
「嗚呼、大丈夫。メリアドールさんが完璧治してくれてな」
「良かった…見た時は酷い怪我だったから…！」
「俺、病人！」

イケメンをガン見したことを謝り、今更のことながら心配してくれたマッシュにグッドマークを送っておいた
ナゼダカワカラナイガ、フィンニハゲンコツヲクライマシタ。俺病人なんだけどなー

「ちょっと！ソバカスくん、貴方のせいでA君が怪我したのになんなの？！その対応！」
「そ──「はぁ？！俺の怪我はフィンの所為ですって？」
「A君？！A君が反応するの？！」
「しーー…キュート先輩！いいですか！」
「ぇ、あ、…A君…？」

拗ねていると、キュート先輩がフィンにキレた
俺の怪我が、フィンの所為？？なわけねぇだろ！
心配してくれるのは嬉しいが、そこのところを間違えないで欲しい。俺がこんな怪我をおったのは己の力不足の所為であり、フィンの所為ではない
全ては俺の力不足の所為であーる

「フィンの所為ではありません。俺の力不足の所為ですよ、先輩」
「で、でも、…」
「それにあの場で一番、合理的なのは1人を逃がすことです。2人で戦って全滅では元も子もありませんよ」
「なら、逃げるのはA君でも良かったの！Aくんが戦う必要なかったの！」

ワーワー言うキュート先輩を壁際に押さえながら、話す。俺氏、優しいのでちゃぁんと痛くないように力加減はしとるよ♡
マッシュやフィン、イケメンランスきゅんが後ろで見てるので格好つけさせてもらいまっせ