【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ17)

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「綺麗な女の人」ページ17

A視点

金髪の綺麗な女の人であり、どうやら俺の傷を治した本人。穏やかな人なのか、にっこりとしていて話しやすい人である。うん、可愛い！サイコー！！心配もしてくれて優しい！

「はい、ちゃんと機能します」
「なら良かったです。1秒でも遅れていたらどうにもならなかったので、こちらも全力を尽くさせて頂きました」
「ありがとうございます。いつか、お詫びをさせてください」
「そうですね」

俺の今の状態を言えば、俺の怪我の重大さを教えてくれた。御礼を言ってお詫びは何をしようか考え、本人にも何がいいかと聞いた

「今度、試したい事があるのでそれに手伝ってもらえればいいですよ」
「それだけでいいんですか？」
「はい。出来れば、カヌレも持ってきて貰えると」
「分かりました！」
「では、お友達が待っていますので」

今度実験台にされるらしい俺氏。病み上がりだよ？気遣って欲しいなぁ〜とは圧を感じたので言わなかったが、思いましたよ。まぁ、メリアドールさんは美しいんで許します
取り敢えず、俺の友達らしき人が待ってるらしいので外に出ます

＊

廊下に出てみた。窓を見ると、もう暗くなっていて真ん丸の月が出ていた。こんな遅くまで俺を待ってくれているのは誰？

「Aくんっ！」
「あびゃっ！？う、ふぃ、フィン？」

ボッーとしながらも、月の光に照らされている廊下を歩く。どのドアも明かりがついていなくて、人っ子一人いない
すると、急に後ろから衝撃が来て倒れ込んだ
声的にはフィンな…はず！

「Aぐぅ"ん…！！ごめんねぇ！」
「いだだ！フィン！フィン！！ステイ」
「うぅっ！無事でよがっだぁよ"ぉ！ぼくをお、いてしなないで、！」
「えへ、フィンは大丈夫？怪我とかしてないよねっ…てしてるじゃん！」

うん、この泣き方的にフィンでした
フィンが俺の背中に抱き着いて、俺は床とキスをしている。床って不味いね
取り敢えず、フィンの安否を確認すると右は頬に真っ赤な手形がついていた。なにそれ、イメチェン？
ビックリするほど似合ってないよ

「え、？嗚呼、僕がAくんを置いっていっちゃったから怒られちゃって。1回目は叩かれて2回目はマッシュくんが守ってくれたの」
「は？叩かれた？誰に？」
「え、えーっと、七魔牙のひと、？」
「どんな髪色？」
「ピンク色で、ツインテールだったかなぁ」
「は？」
「え、っひぇ」

話を聞くところによると、俺に怪我させたせいで怒られたらしい。誰だそいつ許さん
え、ピンク色でツインテール？？…キュート先輩じゃん

「…俺に任せて。フィンは俺が守る！」
「え？え？いや、大丈夫だけど？！」