【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ13)

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「友情」※見る人によっては注意※ ページ13

A視点

何故かわからないが、くねくねとし始めて頬を赤く染めたアーヴィン。ブツブツと独り言を言っては俺の顔をチラ見しての繰り返し
だっ、大丈夫そ？その、いろいろと

「私の事を彼女だって！素敵な女性、可愛いって一途だって…付き合ってる妄想までしてるなんて！A君ってば、そんな私の事好きだったなんて」
「あのぉ、と、取り敢えず大丈夫？」
「大丈夫ですぅ…私、どちらか選べって言われたってマッシュ君とA君の事選べませんよぉ///！」
「あは、あははは、面白いこと言うね。アーヴィンさん」

なにやらナンパの為に考えた台詞を本心だと捉えたのか、1人で照れている。まぁ、アーヴィンは素敵だし可愛いのは本当だけどキュート先輩程では無いからなぁと思いました
妄想も拍車がかかっているし、今のアーヴィンは話を聞いてくれ無さそうで死ぬ

「んもぉ、照れなくてもいいんですよ。私はちゃぁんと受け入れますので」
「あーうん。ひとまず置いといてマッシュ達でも探そうか」
「はい！多分今もいると思うんですけど、マッシュ君はいつものシュークリーム屋ですよ」
「じゃあ、そこに行こうか」

腕に抱き着いてきたことをスルーし、マッシュ達がいるであろうシュークリーム屋を目指す。フィンに会いたいよぉ…疲れたよぉ、俺無理だ…！！情けない姿を見せれんのはフィンだけだよぉ！

「あ、いましたよ。マッシュくーん！！！！」
「フィーーーーーーーーン！！！！！」
「「おわっ、/ぎゃー？！？！」」
「ふふっ、マッシュ君。可愛いです」
「僕、可愛い？」
「フィンンンン…俺を慰めてくれぇ」
「痛い痛い痛い？！」

駄々を捏ねてる間についたシュークリーム屋。そこにはマッシュ達の影があってアーヴィンはマッシュに、俺はフィンの元に行った。フィンに勢いよくタックル並みのハグをしたせいか、受け止めきれずにフィンは倒れた
俺の重みもある所為か下で痛いと喚いてる。…これがアベル様の言っていた上のどーたらこーたらか！

「俺はもう無理だよ、セリヌンティウス」
「誰のこと言ってんの？？痛いよ」
「これも俺からの愛。後で治してやんよ」
「もう、A君ったら本当に仕方ないな」
「えへ、フィンは俺に甘いなぁ」

「(カップル…？)」

地面に倒れたままギューッと抱きしめる。フィンはツッコミ・文句を言いながらも、抱き締め返してくれた。フィンは俺の事がちょー大好きだもんな、知ってる。俺も大好き

「A君も僕に甘いでしょ」
「うん、フィンのこと好きだもん」
「…女誑し！」
「いだっ？！今なんで俺殴られたの？？ねぇ？最早さ、女誑し関係ないよね」