【MASHLE】ストーカー兼めんへらちゃん【ラブ・キュート】 (ページ11)

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「乙女」ページ11

A視点

アーヴィンさんはキュート先輩の事を知らないのか俺に聞いてきた。キュート先輩は可愛いと思う…あとやっぱり綺麗なピンク色の髪だし、黒のシュシュがよく似合っている

「A君はその人のことが好きなの？」
「え。いや、んー…可愛いとは思うけどそーいう訳じゃない」
「？、好きじゃないの？」
「…A君、A君。多分マッシュ君の好きはシュークリームが好きとかの…」
「嗚呼…成程、ありがとう。流石マッシュのフィアンセ…好きだよ」

マッシュはそんな俺を見てキュート先輩が好きなのか聞いてきた。最初は俺は恋愛感情とかの話をしていてが、噛み合わなさすぎて困っているとアーヴィンが教えてくれた
流石、マッシュのフィアンセ。よくわかってるぅ

「マッシュ君もそうだけど…割とA君も恋愛に疎いよね」
「そう？」
「そんな所もマッシュ君のいい所ですよ！」
「俺もマッシュも山育ちなの、山育ち」
「思っいきり嘘つくじゃん…違うでしょ」

マッシュも俺も山育ちなのであーる。だから、恋愛にも疎いし興味はない！が、フィンには通用しなかった。中等部の頃、同じだったもんね
ちなみに疎いとか興味無いとか今言ったが、嘘である。ちゃんと興味もあるし、疎いっちゃ疎いけど元カノはいる

「あ、A君！こういうのはどうでしょう？髪ゴムリボンとリップなんて…」
「リボンはいいと思うけど、リップって？」
「リップクリームですよ！女性なら絶対使うものだと思います」
「ふぅん…？赤色とか？」
「それは赤色が強すぎますよ。この辺のピンクとかいいと思いますっ！」

＊

「いや〜いい買い物したなぁ」

3時間くらい悩みに悩んだ末、黒い大きなリボンと透明感のあるピンク色リップ、花のネックレスを買った。レモンちゃんは隣でめっちゃアドバイスをしてくれた
そのお陰で、キュート先輩が気に入りそうなものを沢山買えた

「マッシュ君とフィン君、シュークリーム買いに行っちゃいましたね…」
「あ、アーヴィンさんも甘いものなんか食べる？買ってくるよ」
「ありがとうございます。なら、あそこのアイスを頼んでも…」
「OK、付き合ってくれてありがと」

キョロキョロとマッシュ達を探すアーヴィンさん
俺も探そうと、目をやるとふとアイスクリームが目に入った。アーヴィンさんもアイスクリームに目がいったらしく、買いに行くこととなった
お礼として俺の奢り。アーヴィンさんにはベンチで待ってもらうことに

「アイスクリーム2つ。ひとつに苺のトッピング」
「はい、御会計----円となります」
「P○yP○yで」