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7話 ページ8

「私、可笑しいのかな?」


「__は可笑しくなんか無い。」


「じゃあ何で私は皆と違うの?」


「同じって奴なんか居らん!だから__は__らしく居ったら良い!だから笑って!」


「うん…!」



『…まただ。』


また顔だけがモヤがかかった夢を見た。それに懐かしく感じる…思い出そうとしても思い出せなくてモヤモヤする。


『そうだ、図書室があるんだっけ?』


気分転換に行ってみよ。やまだぬきちゃんに道聞けば良いよね?


『やまだぬきちゃん、図書室って何処かな?』

やまだぬき「キュー!!」

『此方?』


やまだぬきちゃんが歩き出して着いて行くと大きい扉の前に着いた。


キィー…


『凄い…』


中は予想以上に広くて坂田さんの魔法なのか本が宙に浮いていたりハタキが1人でに動いて掃除している。どのぐらいの本があるんだろ…


?「うわ、やまだぬき!はよ出て行けや!!」

やまだぬき「キュー!!!」

『せ、センラさん…』


奥から出てきたのはセンラさんだった。確かやまだぬきちゃんと仲悪いんだっけ。


センラ「あぁ、僕の事気にせんと本読んでください。」

『は、はい。』

センラ「やまだぬき、はよ人間の方行けや!!」

やまだぬき「(ガブッ」

センラ「いった!!何すんねん!!」


…集中出来ない…喧嘩止める勇気出ないし放っといても大丈夫かな?

奥の方の本も見たくて奥に向かう。何冊かだけだけど人間の言葉の本もある。気になったものを手に取ると何かが落ちた。


『写真?』


拾って写真を見るとうらたさん、志麻さん、坂田さん、センラさん、やまだぬきちゃんと1人の女の子が写っている。よく見ると私に似てるような…?


センラ「…何やってるんです?」

『あ、な、何も…』

センラ「それ返して下さい。」

『分かりました。』


センラさんに写真を返すとセンラさんは写真を見ると何故か悲しそうな顔をした。何でそんな悲しそうな顔をするんだろ…

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作者名:sIc | 作成日時:2018年12月9日 21時

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