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「じゃあ後でね!そのうちみんな帰って来ると思うし今日の夜ご飯はご馳走するから!」
「え?!」
俺は取り敢えず風呂!って嵐のように消えたと思いきや
「ただいまー」って玄関から…
リビングで待って一応これ渡して挨拶しなきゃと急いで姿勢を正すと、ガチャっとドアが開かれ
「あの、初めまして…」
「おお、もう来てたんだ!初めまして」
そこにはジェシーさんと同じようにスーツを着た男の人が私を見てニッコリ笑う
「夏野Aちゃんね!」
「なんでお前が紹介すんだよ!」
と笑うと目がくしゃっとして可愛かった男の人は鋭いツッコミを、タオル1枚を腰に巻いた姿のジェシーさんに
…ん?どこから現れた?
「てか何でそんな格好で出てくんの?女の子が居るんだから気を付けろよ」
「化粧水忘れちゃったんだよっ!こいつはコーチね!」
「だからお前が紹介すんなって!高地優吾です、これから宜しくね」
「は、はい、宜しくお願いします」
「何か分からない事があれば聞いてくれればいいし夜にちゃんとこの家のルールも説明するから」
「分かりました!あの、これ、」
つまらない物ですが、と言いかけるとまた大きな声でただいまー!と玄関から
この家の帰宅ラッシュは今なのか?
聞こえてくる声は男の人ばっかりだけどもしかして、女の人がこの家には居ないの…?
一株の不安が芽生える
もうちょっと確認しておけばよかったと思っても後の祭り。むしろお祭り騒ぎ。
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作者名:ap | 作成日時:2021年12月2日 23時