09 ページ9
.
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ㅤㅤ
ㅤㅤ
もう何度目かの初めましてをすると
｢田中樹、よろしくです｣
｢松村北斗と申します、今日から宜しくお願いします｣
ほぼ白色の派手な髪色の割にシンプルな服を着て少し目付きが何となく怖い田中さん
言葉遣いが丁寧過ぎ、スーツを完璧に着こなし過ぎ、頭を下げる角度も完璧過ぎな松村さん
負けないように私も
｢夏野Aです、これつまらない物ですが…｣
とテンプレート化したご挨拶をかました
｢ご丁寧にどうも｣
｢サンキュ！｣
二人とも真逆なタイプそうなのに二人仲良く帰って来る辺り、きっと松村さんは普段もっと砕けた感じなのかな？
｢コーチ、きょもはー？｣
｢さあ？まだ帰って来てないけど｣
｢俺心配だから迎えに行ってくるわ｣
｢過保護かよ｣
過保護かよ、って高地くんのツッコミにキッチンから吹き出す森本くんが視界の端にチラッと移る
みんな仲良いんだなってちょっと疎外感…いや、まあ当たり前なんだけど！
わざわざちょっと怖そうな田中さんが迎えに行くって事は女の子なのかな？
もしかして彼女も一緒に住んでるとか？
きょもじゃなくてきょこ？
私の聞き間違えだったのかな？
｢Aちゃーん、なんか飲むー？｣
お風呂から上がったらしいジェシーさんはいつの間にかキッチンへ
｢ジェス、俺ビール｣と松村さんが手を挙げると
｢あ、俺もー！｣と高地くんがそれに乗っかる
｢なあんだよお前らに聞いてねえっつーの！｣
って言いながらも嬉しそうにビールを2本手に取りキッチンのカウンターに並べ
｢で、Aちゃんはー？｣
｢あ！私お茶かお水があれば…｣
ジ｢喜んでー！｣
慎｢喜んでー！｣
高｢ウチは居酒屋かっ！｣
このやり取りにもその内慣れるのでしょうか…？
ㅤㅤ
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1477人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ap
| 作成日時：2021年12月2日 23時
