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「ん…んん…？」
寝惚けた様子の彼が布団の隙間から此方を覗く
顔を見られたくなくて頭を抱え蹲った
「ごめん、私なんも覚えてないんだけど迷惑掛けた事だけは取り敢えず分かる…」
「ああ、大丈夫。俺今日オフだから。」
じゃ、と言わんばかりにもう一度布団に潜り込み寝ようとする彼
「ちょっと待って、帰る。帰るから。」
「無理、今俺眠くて動けねえもん…」
ふにゃふにゃの声で今にも眠りに落ちそうな彼をまた起こすのも気が引ける。
どうしようか、頭がとにかく痛い。
別に急いでないしいいか。もういい。もういいや。
半ば投げやりにまた身体を放り出したようにベッドに倒れ込んだ。
加湿器だろうか、機械の音だけが部屋に響く。
全てを諦め目を閉じると後ろから彼の気配が近付き、何も言わず抱き寄せられた。
良く言えばバックハグ。
悪く言えば抱き枕。
嫌な感じは全く無かった。かと言ってトキメキも無いのだが。私の貞操も守られていたし、謎の安心感。そもそも彼の事全然知らないから全てが謎ではあるんだけれども。
身長差のせいかすっぽり彼に包まれて、また寝た様子の彼の寝息を子守唄にまた目を閉じた。
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ap(プロフ) - 嶺さん» 返信大変遅くなり申し訳ありません！勿体無いほど素敵なお言葉で褒めて頂き、ここに顔を出して貰えたことも含めありがとうございます！ (2021年9月22日 18時) (
レス) id: 6a1231f522 (このIDを非表示/違反報告)
嶺(プロフ) - 初めてコメント送らせて頂きます。ジェシーのお話とても好きなので拝見しました。描写が分かりやすくて面白くて自分がそこに居るかのように読み進めました。続きも読ませて頂きたいと思います。執筆お疲れ様です。 (2021年9月5日 21時) (レス) id: 9436dcfad1 (このIDを非表示/違反報告)
ap(プロフ) - amanonさん» 初めましてー！そうなんです、ジェシーって実はイケメンなのです。これからもっとかっこよくなっていくので、よかったら見てやってください！作中に年齢もポロッとでてきますー！ (2021年4月1日 16時) (レス) id: 6a1231f522 (このIDを非表示/違反報告)
amanon(プロフ) - はじめまして。ジェシーってこんなにかっこよかったの？！と思うくらいドキドキなお話ですね！！お話の中に出てきていたら、申し訳ないのですが主公の年齢はいくつぐらいをイメージされていますか？頑張ってください！ (2021年4月1日 1時) (レス) id: ea6adaa9a3 (このIDを非表示/違反報告)
ap(プロフ) - sakusakuhand022さん» こちらこそ、コメント嬉しかったです。ありがとうございます！ (2021年3月23日 20時) (レス) id: 6a1231f522 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ap
| 作成日時：2021年3月21日 21時
