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あれほどまでに身体を重ねた後、……なのに、
起きてすぐ笑った彼は私の手を引き寄せて上に跨ると、
再び行為を始めようとした。
「…っん、…まっ、て…」
「…んー？待たないよ？…てかマジどうしよっかなぁ、」
「…え…？なに…が…？」
「俺ね？軍人だし、いつ死ぬかわっかんねえし、
…てか任務も出撃も正義のヒーローも全部マンネリ化してきて、もういっそ早く死にてーなーって思ってたの。
だからちょっといい思いした後、
この特区と人口の全てを道連れにしてさよならバイバイしようとしてた」
何を言ってるのか半分以上分からなかったけれど
綺麗な顔してとんでもなく恐ろしいことを口走っているのだけは確かだった。
出撃への恐怖で気が動転してしまったのか。
そう思って自分なりに納得したのも束の間、
「でも会えた。守りたいって思う女の子に。……えっちしたらもっともっともっと好きんなっちゃったじゃん？」と耳打ちされる。
………何、言ってるの？
段々とその場に取り残されていく恐怖のような感覚を感じて、後ずさるも彼は私の手を引いて逃さない。
それどころか「ねえ？何でもしてくれるって言ったよね？」と私を後ろから抱きしめて、更なる混乱へと導いて＿＿＿＿＿
「俺、死ぬのやめにすっから。
…付き合ってよ？そしたら特区の為にまだ戦ってあげる」
意味が全く分からない。
……まるでこの人がいなきゃ
この地域が一瞬にして滅びるみたいな言い方。
は、はははと引き攣ったように笑って、
取り敢えず落ち着く為に、まだ寝ぼけているかもしれないし、うん、一旦テレビでも見ようとリモコンの電源を押した。
そうして映ったのは、飛行物体を今まさに爆撃する様子。
光の速さで敵を掻い潜り、息を呑むよりも速く墜落させていくNo. 1精鋭部隊がテレビで初披露というのだ。
爆撃機、攻撃機の中から降り立つは9人の男たち。
「…………………………え…………？」
彼らが居ないと
この特区が滅亡するとまで言われている。
特にその、彼らの中心に立っている男が居なければ。
『S特区・軍・特攻隊長 ＿＿＿＿＿“ 佐久間大介 ”』
「＿＿＿＿＿＿＿＿ねえ、どうする？
……………特区の未来はAちゃんにかかってんよ？」
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Haruno(プロフ) - aさん» お返事が遅くなり申し訳ありません…！😭DMの方も有難うございました！！すごく嬉しいコメントです…🙏 (7月29日 19時) (
レス) id: 7ace42d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
a(プロフ) - 初めまして！読ませていただきました♡個人的には爆撃メランコリーがとても好きで、病んでる具合がもう本当に最高でした😭別作品もこれから読ませていただきます！またコメントさせていただきますね☺️ (7月17日 0時) (レス) @page27 id: 6ee03389e7 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - ayaさん» aya様、コメント及びご投票有難うございます！選べないとおっしゃって頂けて本当に嬉しく思います…🥹🙏どのお話も練った甲斐がありました。また投票結果の方ご覧頂ければ嬉しいです！有難うございました…！ (5月28日 23時) (レス) id: 7ace42d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - どれもいいところで終わってて長編になるとどうなるのー？と期待しかないお話でした！なべこじ三角関係はちょっと担当様を応援したくなっちゃいます💙個人的には保育士してるので蓮先生もうはうはです！一つには選べませんでした！、😇 (5月28日 11時) (レス) @page50 id: ff23500b61 (このIDを非表示/違反報告)
Haruno(プロフ) - hs.さん» hs.様、こちらこそ有難うございます！💜両方選んて頂けてとっても嬉しいです🥹今日結果を発表する予定ですので、どうなるか、またお知らせさせて頂きます！いつも有難うございます…！ (5月28日 8時) (レス) id: 7ace42d2c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Haruno
| 作成日時：2023年4月16日 10時
