ワガママな女は嫌い (ページ25)

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You ページ25

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「じゃあ、俺風呂入って来るな」

「うん」

遥輝のお陰で今は落ち着いた

もう終わりだって考えたら悲しくなって

過去の自分を責めた

だけど遥輝がこんな私でも一緒に居てくれる

って言ってくれて安心した

さ、遥輝が上がって来る前に髪乾かしちゃお

時間ももったいないし

ちょうど乾かし終わったくらいに

遥輝がお風呂から出てきた

「ふう～気持ちよかった」

「んふ乾かしてあげる」

「ええの？ありがとう」

と言っても髪が短いから

すぐに乾いてしまった

「おっけい！」

「ありがとな」

「んーん」

「A」

「なあに？ .. んっ」

振り向くとチュと唇が重なる

少し離せば顔を見合わせ微笑み合う

そしてまた熱く濃く唇を重ねる

「さっき邪魔されたから」

「ベッド行こ？」

「ん」

「わっ、恥ずかしい」

「俺のお姫様」

「似合わなーい」

「うるせ」

お姫様抱っこというものを

子供の時以来かな？遥輝にされた

野球選手だけあってやっぱり腕の筋肉も凄くて

安心感に包まれた

私がムードを壊したため ←

少しお話することにした

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