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「なぁいっこ聞いてええ？」
空を見上げながら
永瀬くんは私に聞いてきた。
「顕嵐って奴好きなん？」
やっぱり気付くよね〜
こんなにも周りに気付かれるのに
なんで本人には気付かれないのかな
「せーかい！」
はは、と笑うと
永瀬くんは隣から目の前に
移動してきて
真っ直ぐ目を見て
「無理に笑わんといて」
そう、悲しそうに言った。
「無理に笑ってなんかないよ」
「泣きそうな顔してる」
「俺の前では無理せんで
全部、全部出してええから」
そう言って頭をポンポンと
優しく撫でた。
初めて、顕嵐以外の人に
ドキドキした。
「永瀬くんは、やっぱり優しい」
「その、永瀬くんってやめん？」
「え？」
「廉って、……呼んでほしい」
頭をポリポリ掻いて
恥ずかしそうに、する永瀬くん
顕嵐以外の男の子を
呼び捨てにしたことなんて
今まで1回も無かったのに
何故だか永瀬くんだけは、
廉って呼び捨てに出来たんだ。
「れ、れん？」
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とぅーか(プロフ) - みいなさん» わわわ！コメントありがとうございます！大好きだなんてとっても、嬉しいです。頑張って更新しますので最後まで見守っていただけると、うれしいです！ (2017年6月6日 2時) (
レス) id: 2894e76fc6 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 初めまして！この作品が大好きで何回も読んでます！（笑）これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2017年6月6日 0時) (レス) id: 934f046b91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2017年6月4日 3時
