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屋上の古くて重い扉を開けると
そこには先客が居た。
「…佐々木さん。」
「あ、永瀬くん。」
そこにはあの時の様に
涙を、流す佐々木さんが居た
俺を見ると慌てて
目を擦った
「また見られちゃったね！」
そんな無理矢理作った
笑顔なんて、向けんといて
「無理したらアカンよ」
「え…？」
「泣きたいと思ったら
思っいっきり泣いたらええよ」
キョトンとした目に
薄らと涙が溜まっていった
「永瀬くんは優しいね」
「そうか？普通やで」
隣から鼻を啜る音が聞こえる
泣いたらええ
俺の前では我慢しないで欲しい
しばらくすると落ち着いたのか
ふーと息を吐く声が聞こえた
「あーーー！！！！！！！
顕嵐のばかーーーーー！！！！！」
突然叫ぶの
ほんっまにビビるからやめて欲しい
「ビックリした…」
「はは、ごめんごめん
でもスッキリした！ありがと！」
何となく分かった気がした
あの時俺に無理だよって言った事も
あの時泣きそうな顔していた事も
「なぁいっこ聞いてええ？」
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とぅーか(プロフ) - みいなさん» わわわ！コメントありがとうございます！大好きだなんてとっても、嬉しいです。頑張って更新しますので最後まで見守っていただけると、うれしいです！ (2017年6月6日 2時) (
レス) id: 2894e76fc6 (このIDを非表示/違反報告)
みいな(プロフ) - 初めまして！この作品が大好きで何回も読んでます！（笑）これからも更新頑張ってください！応援しています！ (2017年6月6日 0時) (レス) id: 934f046b91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とぅーか
| 作成日時：2017年6月4日 3時
