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『ふう…荷物はこんなもんか…』
相澤消太が部屋にダンボールを運び入れる。
わたしの荷物らしいがこんな荷物わたしは知らない。
『これはお前の衣服とか一式だ。マイク、……俺の友人がお前のためにってプレゼントだそうだ。気に入るかは分からないが、まあ折角だから使ってやれ』
わたしの不思議そうにダンボールを見つめる視線に気づいたのか教えてくれる。
『そういえばお前、施設で来てた服のままだろ？とりあえずダンボールから好きな服選んで着替えたらどうだ？』
わたしは頷き、ダンボールの中身を見る。
見たはいいが何がいいか分からずとりあえず適当に取った淡いピンク色のワンピースを取り出した。
早速着替えようとその場で服を脱ぎ始めると相澤消太は驚いた表情をしてから目を手で覆い始める。
「…？どうしたの？」
『お前なあ…。一応俺も男であって恥じらいとかないのかよ。』
「恥じ…」
そう言われると少し恥ずかしくなる。
相澤消太が目を覆っているあいだにそそくさと着替える。
『…もう着替えたか？』
「うん」
返事をすると相澤消太は目から手を離し、わたしを見る。
『さっきよりはマシになったんじゃないか？マイクもたまには使えるな。』
「…ありがとう」
『お前、お礼とか言えるのか…』
「前の施設で教えて貰ってたから言える。」
『そうか。マイクにも…友人にも伝えておく。』
そう言い、相澤消太は手を頭の上に起き、撫でてくれる。
…あれ？前の施設でも撫でてもらえてたけどこんな優しくて気持ちいいものだったっけ？
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朔太郎(プロフ) - まるさん» ご報告ありがとうございます。初めてのもので存じ上げませんでした。お知らせいただきありがとうございます。 (2018年10月12日 18時) (
レス) id: 7cfcdeb5bb (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月12日 16時) (レス) id: 28e2400559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朔太郎 | 作成日時：2018年10月12日 14時
