綺麗な男の子と私 ページ3
隣に座っていた子にクスクス笑われながら起こされた私は慌ててお礼を言って、ぞろぞろと教室に戻る人達の後ろを追いかけた
教室に戻るとなんと同じクラスだったらしいジョルノ君が入口で女子に囲まれていた
(え〜！話すなら教室に入ってからにしてよ〜
入れない、どうしよ…)
話しかける勇気も度胸もない私はオロオロとしながら立ちすくんでいると何故かジョルノ君と目が合ってしまった
あっと思った時にはジョルノ君が囲んでいた女の子たちの合間を通り、何故か私の目の前に来たのだ
(ひぇぇ〜、な、なんで！？てか、他の子達の視線が痛い！！！！怖い！！！！)
｢ごめんね、教室に入るんだろ？｣
｢え、あ、うん…｣
私がそう答えるとジョルノ君は私の手を取り教室の中へとエスコートしてくれた
(や、やめてぇえ〜！！睨まれてる！？めっちゃ睨まれてるからァ！！！！)
｢えっと、あの、手離してくれる…？｣
｢嫌だった？それなら謝るよ｣
｢いや、あの、嫌って訳じゃなくて…
あの、ジョルノ君の周りにいた子達が怖いというか、その…｣
私がそう言うとキョトンとした表情をした後、どこか納得したような表情になるジョルノ君
｢あぁ、ごめんね？
さっきの子達には僕から言っておくよ、だから安心して？｣
そう言われ柔らかく微笑まれた
本来ならその綺麗な微笑みにうっとりするだろうが今の私はそれどころでは無かった
(いやいやいやいや、絶対後で色々言われちゃう！！初日から気まずくなるなんて付いてないよぉ…)
とにかく早くジョルノ君から離れたくてそそくさと自分の席についた
しばらくすると私達の担任になる先生が入ってきて席を立っていた人達みんな慌てて席についた
｢よぅ！今日からお前らの担任になるホルマジオだ！いいかーお前ら問題だけは起こすなよ？めんどくせえからな！｣
なんともまぁ、先生らしくない先生だなと私は思った
｢ま、これからよろしく頼むなー！
てことで早速席替えするぞ！｣
ホルマジオ先生のその一言でみんながザワザワと騒ぎ出す
私も席替えと聞いて少しワクワクしていた
(隣になった人と仲良くなれたらいいなぁ)
そう思っていた
…思っていたのだけど運が悪いのか良いのかなんと私の隣はジョルノ・ジョバーナであった
(は、波乱の幕開けだぁぁあ！！！！)
ヒシヒシと伝わる女子からの視線
先程の事もあり、その視線には敵対心丸出しな物ばかりであった
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ななちき - めっちゃ最高なんだけどォォォォォォ？？ (2022年8月25日 14時) (
レス) @page14 id: 32ff12bb1c (このIDを非表示/違反報告)
くうき - あああああああああギアッチョ愛してるうううううううううううううううう大好きいいいいいいいいいいいいいいいいいい可愛いいいいいいいいいいいいいい (2022年7月17日 23時) (レス) @page14 id: 6843fb0cad (このIDを非表示/違反報告)
リリィ(プロフ) - ギアッチョ最高です\(//∇//)\ (2020年8月30日 8時) (レス) id: 3b355bbc07 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - もう、、、好き、、、 (2019年8月25日 23時) (レス) id: c8caa91576 (このIDを非表示/違反報告)
育未 - この作品本ッ当に面白いですね！ギアッチョloveの私からすると最高としか言いようがないです(^^)続きが気になるなぁ〜〜(ノ^^)ノ (2016年12月6日 7時) (レス) id: 8be12606d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：村崎りこ | 作成日時：2016年5月19日 22時
