29. ページ29
・
着いた遊園地は日曜日の割にはあまり人が居なく、ラッキーなんて思いながらチケットを買った
森本くんが。
え？スマートすぎていつ買ってくれたのか分からなかったんだけど
とボケッと見ていると「彼女に払わせるわけないじゃないですか」なんて
「え！悪いですよ！」
森「そう言ってお財布出す方が悪いですよ」
「でも、」
森「じゃあお金の代わりに名前で呼んでください」
「へ！？」
森「慎太郎、って。呼んで欲しいんです」
じっと見つめられるとどうしても断れなくて
あー、相当森本くんに惚れてるんだななんて思った
「慎太郎、くん」
森「やばい。これ、思っていたよりやばいです」
と言うと両手で顔を覆ってから「うん」と今日1の笑顔を見せてくれた
森「Aちゃん、そのままの呼び方で行きましょ」
「はい、」
・
・
・
それからたくさんのアトラクションを乗った
ジェットコースターにコーヒーカップ。
何故かメリーゴーランドに乗りたいと言い出した慎太郎くんの一言で久しぶりのメリーゴーランド。
そして、お化け屋敷。
叫びながらも全部全部いつもの倍楽しいって感じたのはきっと隣で楽しそうに笑ってる慎太郎くんのおかげなのかな、なんて恥ずかしいことを思った。
森「Aちゃん、最後に観覧車乗りませんか？」
「乗りたいって私も思ってました！」
観覧車の順番が来るまでのんびりお喋りタイム。
今日1日でまた慎太郎くんと仲良くなれた気がする。
まぁ、敬語は抜けないけどそれは置いといて。笑
森「俺、今までの遊園地で今日が1番楽しかったです」
「お世辞でも嬉しいです
でも、私も今日が1番楽しかったです」
森「ふは、お世辞でも嬉しいです(笑)」
「真似しないでくださいよ」
森「可愛いな、って思ったから真似しちゃいました」
「ナチュラルに可愛いって言うの反則です」
森「それでAちゃんが照れるなら俺は何回でも見たいですけどね？」
だって、可愛いですもん。と続けて言う慎太郎くんは私が思っていたより意地悪で、でもそんなところも大好きだって思えるからよっぽど慎太郎くんのことが好きなんだと思う。
・
・
森「あ、順番来ましたね
はい。手、貸してください」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2376人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きぬ(プロフ) - お豆愛好家さん» どっちも見ていただけて嬉しいです(；；)ぎゅんぎゅんにやにやしながら読んでもらえてる事実が喜ばしすぎてニヤケ散らかしました！ぜひ次回も読んでもらいたいです(^^)ありがとうございます！！ (2020年10月19日 15時) (
レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
お豆愛好家(プロフ) - いちごみるくもこちらのお話もほんとにきゅんきゅん（もはやぎゅんぎゅんくらい）してにやっにやしながら読ませていただきました！最高でした！！！次回作も楽しみにしています！ (2020年10月18日 22時) (レス) id: 91b203d3cb (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - だてこーんさん» いいスパイスになれてふっかさんも喜んでおります！いつもコメント勇気づけられました(；；)ありがとうございます(^^) (2020年10月18日 21時) (レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - つぽりんさん» 可愛らしい表現！嬉しいです(；；)ギュンってしてもらえて嬉しいです^^ (2020年10月18日 21時) (レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
だてこーん(プロフ) - ふっかぁぁぁぁさぁぁぁぁぁあ！！！！ライバルはいいスパイスだけども！！だけどもどもぉぉぉっ…（ひとりごとです） (2020年10月15日 22時) (レス) id: c60c1f829e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きぬ
| 作成日時：2020年10月2日 20時
