16. ページ16
・
それからどれくらいの時間が経ったのかは分からない
なんならたった1分かもしれないけど、体感的には1時間くらい。いや、全く盛ってない。
むしろ盛ってない。
「あの、森本....くん？」
森「へ？あぁ、ごめんなさい」
そして解かれた腕。と共にピンポーンと軽快に鳴るインターホン。
え？はやくない？と思いながら森本くんと玄関に向かうと材料調達班。
田「お前らマジでLINE返せよ」
松「返ってこないから家来たわ。こっちの方が早かったわ」
高「で、返信返せないほど準備してたんですか〜？」
うわ、やらかした。LINEなんて見てないよ。だってさっきまで........さっき、まで.......
と思うとボンッとさっきの光景を思い出して赤くなる顔。自分でも分かるくらい赤いんだから傍から見ればそれはもう真っ赤らしく
田「え！まって！可愛い！リンゴみたい！」
と騒ぐじゅったん
松「なんでそんな赤いの？慎太郎になんかされた？」
と冷静に図星なほくちょす
高「うわ〜、慎太郎やってんな〜」
とニヤニヤしながら見てくるコーチ
え？シンプルにうざくない？
森「あー、もう！いいから！材料見るよ！」
と言う森本くんも真っ赤になってて、じゅったんとほくちょすが森本くんにべったりくっつきながら事情聴取。
そして残ったコーチは私に事情聴取だよね。
高「なにしてたの？お嬢さん」
「コーチうざいきらい」
高「なんでだよ笑」
「しつこいと嫌われるよ」
高「それはずるくない？」
「ばーーーーーか！」
と言い逃げしてほくちょすに飛びつこうと走ったら
森「また転ぶから走らないでくださいよ、Aちゃん」
って、意地悪な笑顔。という名のにやけ顔。
「森本くん、うざいですね」
森「ありがとうございます」
「褒めてませんよ」
森「褒められたと思っちゃいました」
「アホなんですか？」
森「アホかもしれません」
と、やっぱり意味の分からない敬語の会話。
それに慣れてないほくちょすとコーチに「え、きも。なにその敬語」と言われたがじゅったんの「これ通常運転。俺もう慣れた」の一言で納得の2人。
あ、そこ納得してくれるんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
きぬ(プロフ) - お豆愛好家さん» どっちも見ていただけて嬉しいです(；；)ぎゅんぎゅんにやにやしながら読んでもらえてる事実が喜ばしすぎてニヤケ散らかしました！ぜひ次回も読んでもらいたいです(^^)ありがとうございます！！ (2020年10月19日 15時) (
レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
お豆愛好家(プロフ) - いちごみるくもこちらのお話もほんとにきゅんきゅん（もはやぎゅんぎゅんくらい）してにやっにやしながら読ませていただきました！最高でした！！！次回作も楽しみにしています！ (2020年10月18日 22時) (レス) id: 91b203d3cb (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - だてこーんさん» いいスパイスになれてふっかさんも喜んでおります！いつもコメント勇気づけられました(；；)ありがとうございます(^^) (2020年10月18日 21時) (レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - つぽりんさん» 可愛らしい表現！嬉しいです(；；)ギュンってしてもらえて嬉しいです^^ (2020年10月18日 21時) (レス) id: bf8a019726 (このIDを非表示/違反報告)
だてこーん(プロフ) - ふっかぁぁぁぁさぁぁぁぁぁあ！！！！ライバルはいいスパイスだけども！！だけどもどもぉぉぉっ…（ひとりごとです） (2020年10月15日 22時) (レス) id: c60c1f829e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きぬ
| 作成日時：2020年10月2日 20時
