HAPPY ENDING 3

2 ページ36

.





MG「着きました！ここです！」

途中から助けを求められて交代した
ミンギュのナビでたどり着いたのは

服がいっぱい置いてあって
なんか雰囲気のあるお店だった


JS「おー、なんか楽しそうだね」

『着物？』

SC「A、着物ってなに？
　 日本のよく見るやつ？」

SG「まあまあ、まずは中に入りましょう！」






.

「「「おじゃましまーす」」」

「あら、みんな来たわね、いらっしゃい」

『あれ？？ヌナ！』

お店から出てきたのは見慣れた衣装ヌナ

社長の娘で、Aの1番の理解者で
俺たちもデビューからずっとお世話になっている

DK「なんでヌナがいるんですか？？」

「わたしの知り合いのお店なのよ」

SG「ヌナの協力で服を貸してもらえること
　 になったんです！」

「古い付き合いのお店なの
　貸し切ってもらったわ」

そういって後ろを振り向くと
奥から着物を着た女性が出てきた

「「「こんにちは」」」

挨拶をしたら笑顔で会釈してくれた

「じゃ、スングァナ！
　あとは好きにやっていいわよ」

SG「ありがとうございます！」






.
これからなにをするというのか
スングァンがミンギュを連れて
端っこに並んで立つ


SG「さあ！皆さん注目してください
このお店では日本の着物を借りて
　 それを着て街を歩くことができます！」

「「お〜」」

『レンタル着物か〜
　俺やってみたかったんだよね』

SG「ですが、ただ着るだけでは
　 面白くないじゃないですか？ミンギュ氏」

MG「その通りです、スングァン氏」

HS「なになに？ゲーム？」

WZ「カメラ回ってなくてもやるのかよw」


SG「そこで私が企画しました！
　 名付けて…」

「「どっちの着物を着れるでしょうか！」」



楽しそうに声をそろえる
スングァンとミンギュ


メンバーはよくわからないといった顔をしている


SG「はい、詳しく説明しますね
　 着物には男物と女物があります」

MG「そしてここには
　 赤と黒合わせて14枚の紙が入った
　 箱があります」

SG「昨日僕が徹夜で作りました〜」

JH「1分で作れるだろw」

MG「この中からそれぞれ紙を引いて
　 赤色を引いた人は
　 女物の着物を着てもらいます」

SC「はい！そんなことできるんですか？」

「わたしがなんとかするわ」
　








お店と衣装ヌナの全面協力のもと
このくだらない企画がスタートした




.

3→←ウジと着物

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す