HAPPY ENDING 3

日本旅行 ページ32

A視点
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今日は
テレビの撮影をするために
日本に来ている

わたし抜きで収録した曲だったから
今回の活動までは
わたしは不参加と言うことになっていた


何日間か日本に滞在するらしく

社長のご厚意と
メンバーからの強い希望もあって
わたしもこっそりついていくことになった





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日本に着いたのは昨日のことで

昨日は1日かけて地元に帰り
社長と一緒に父さんと母さんの
墓参りに行ってきた





今日はやることもなく暇である

収録について行って見学したいと言ったけど

一応まだ活動は不参加になっているし
こんな長い休みはもうしばらく
絶対にないから堪能しろ、と言われ

1人で寂しく
ホテルのベッドの上にいる





『暇だなあ…！！』

そう呟いて携帯を見つめる


さっきまで届いていた
メンバーからのカトクや写真は
もう30分ほど来ていないから

きっと収録に戻ったのだろう




しばらく携帯をいじっていたら
睡魔が襲ってきて

わたしはそのまま眠りについた







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どのくらい眠っていたのだろうか



HS「あ、起きた？」

『ん…スニョン、収録終わったの？』

頭がまだ半分寝ている状態で
視界に入ってきたホシに返事をする


HS「終わった〜！」

WZ「A、飯食わない？ご飯まだだろ？」

JN「お腹すいた〜」


『あれ、ウジもジュンもいるじゃん
　お疲れ様〜』

WZ「おう」

JN「Aは何してたの？」

HS「そんなことより飯、飯だよ早く」


さっきまで広くて静かだったこの部屋が
いつのまにかうるさいほど賑やかになっている


『あれ、この部屋1人部屋なはずなんだけど』

WZ「だからこの部屋に出前を呼んだ」

『そっか…』

意味がわかんないけどまあいいか



『他のみんなは？』

JN「みんなご飯食べに行ったよ」

HS「ラーメン！ラーメン食べにいくんだってよ
　 いいなあ！」

『一緒に行かなかったの？』

JN「Aが起きるの待ってた」

WZ「お前は目立つから外行けないだろ
　 俺も外行きたくないし
　 だから一緒に食べようぜ」

『ありがと
　スニョンもジュニも行ってよかったのに』

HS「俺たちラーメンは
　 夜中に食べにいくからいいの」

JN「Aも行けたら一緒いこうね」

『うん、ありがと』

WZ「みんなAが起きるの
　 少し前まで待ってたんだよ」

JN「空腹にはかてなかったみたい」


わたしはみんなの
こういう優しいところが
大好きだと思う



しばらくして部屋に届いたご飯を
4人で一緒に食べた

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