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クプスヒョンのいない公演を
みんなでなんとかこなしていく


そして毎日のように
覚悟はしていたその日がやってきた

「これ以上は無理かもな」


ハニヒョンの活動休止が決定した



クプスヒョンもまだ戻ってこないこの状況で
ハニヒョンが抜けるのは正直不安だけど


今はただ、
ハニヒョンには休んでほしかったし
みんな同じ気持ちだった





.

忙しく不安定な毎日を過ごす中


いつもと変わらず、
決してチームを1番に引っ張るわけでもなく

優しく弟たちを見守るシュアヒョンに
救われた




『ヒョンごめんね
俺も2番目にヒョンなのに何も出来なくて』

韓国でのテレビ収録終わりに
2人きりになって

そう言うと
少しぎこちなく笑うシュアヒョン

JS「Aはよく頑張ってくれてるよ
ホシと一緒にチームを引っ張ってくれて」

『シュアヒョンが
いつもと変わらずいてくれるから
それにすごく支えられてると思う』

JS「俺は何も出来てないよ…
いつも通りでいる以外、何も出来ない…」

そう呟いたヒョンの手は少し震えていて



いつも通りに見えるけど
ヒョンもかなり不安だったのだと思った

いつも一緒にいたヒョンたちが2人ともいなくて
急に1人で最年長になったシュアヒョン

そのヒョンがどんな気持ちで
いつも通り笑ってくれてるのか

わたしは考えてなかった




『ヒョン、ごめんね、ありがとう』

そう言って震えるその手を握りしめる

『ヒョンがそのままでいてくれるだけで
みんなの力になっていると思う』

1人で抱えさせてしまった


『ヒョン、俺ほぼ同い年じゃん?
だからヒョンたちが戻ってくるまでは
同級生だと思って頼ってくれていいから』


わたしだって
自分にできることはこれくらいしか浮かばない


それでも、少しだけでも
ヒョンの力になりたくて

『頼りないかもしれないけど
ヒョンと一緒にSEVENTEENを支えさせて』



もう一度ヒョンの手を強く握りしめる


JS「うん、ありがとう」


シュアヒョンは
少し驚いた顔をして、笑った


今度はぎこちなくない

いつもの大好きなヒョンの笑顔だった



.



わたしたちは忙しい毎日の中で

それぞれがお互いを思いやり
いないメンバーの分まで明るく

いつでも最高のSEVENTEENであり続けた



その年の最後に
本当にたくさんの賞をいただいて

走り抜けた日々を、その努力を証明した



この喜びと幸せを
はやくみんなで分かち合いたいと思った




.

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ゆう(プロフ) - マカロンさん» 温かいお言葉ありがとうございます!ノロノロ更新で申し訳ないです(^^;; (2020年9月9日 10時) (レス) id: df884ad6ca (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 初めまして!いつもこちらの作品楽しみに見てます^_^最近更新して頂けて凄く嬉しいです!!これからも楽しみに待ってますので更新頑張って下さい! (2020年9月7日 22時) (レス) id: 26a071d36f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆう | 作成日時:2020年4月20日 17時

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