今 ページ45
スングァン視点
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第4話まで見終わって
周りを見渡すと
同じソファで寄り添って
Aヒョンとボノニが仲良く寝ていた
JH「おー、2人はもう寝たのか」
MG「まだ20時なんだけど？w」
SC「疲れてたんだな〜」
2人にそっと布団をかけてあげるヒョンたち
DN「そういえば、スングァニヒョンは
この漂流記でAヒョンと
仲良くなったイメージがあります」
JH「ああ、そうだな〜」
そう、僕はこの漂流記で
Aヒョンと仲良くなった
それまで仲が悪かったとかいうわけでは
消してない
遅れて合流してきたヒョンは
持ち前の人懐こさで誰からも好かれていたけど
やはり最初のころは
一緒にいて落ち着くのか
同い年のヒョンたちや95年組のヒョンたちと
一緒にいることが多く
僕はあまり近づけなかった
ボノニとヒョンが仲良かったこともあって
少し嫉妬もあったのだろう
ヒョンが本当はどういう人なのか
実際分からずに少し距離を置いていたのだ
JH「漂流記の唯一の癒しがAだったわ」
SC「俺も…」
実際、僕もそうだった
まだ韓国語が苦手で
何もできないヒョンだったけど
必ず仕事をする人の側にいて
何かしらを助けてくれたし
どんなに疲れていても
笑顔で心を癒してくれた
一緒に生活して行くうちに
僕はヒョンのことが大好きになって
僕たちの距離も自然と縮まった
MG「みんなももちろんそうなんだけど
Aヒョンが美味しいって言ってくれると
作った努力が全部報われるんだよね」
WZ「おいしそうに食うもんなw」
僕も、
一生懸命漬けたキムチをみんなに見捨てられて
本当はキレそうだったけど
隣でヒョンが
できる！って笑顔で励ましてくれたから
最後まで諦めずに済んだんだよな…
WN「何もしてないのに
漂流記でミンギュの次くらいに
有名になったもんなw」
そう、このヒョンには
人の心を暖かくする何かがあると僕は思う
JS「どうするの？
この子たち寝てるけど続きみる？」
MH「途中でまた起きるんじゃない？」
DK「この2人は起きなそうw」
そういって
次の話を再生するヒョンたち
僕は
大好きなボノニとAヒョンが
寄り添って寝るこの幸せな光景を
1枚カメラに納めてから
また顔をあげてテレビを見つめた
つらかったキツかった漂流記
でもヒョンと仲良くなれたから
少しは感謝しなきゃ
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作者名：ゆう | 作成日時：2020年3月29日 14時
