HAPPY ENDING 4 (ページ16)

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『俺、いつもはみんなにうまくいえないけど
　本当に感謝してるんだ

　正直、戻ってくるのが怖かった
　少しくらい、俺がいることに反対な人が
　出るだろうと思ってたから』

SC「いるわけないだろ」

優しい笑顔でAの手を握るスンチョル

『うん、本当に、それが嬉しくて…
　ありがたくて…なんて言ったらいいか…

　俺に居場所を与えてくれてありがとう』

DK「ヒョン
　僕たちも同じ気持ちですよ」

『うん、今日が終わったら
　きっとまた恥ずかしくなるから
　今ここで言わせてほしい』

みんなを見渡すと
スングァンはもう涙ぐんでいた

『帰ってくるまで
　毎日連絡をくれてありがとう
　
　俺の部屋の荷物を
　そのままにしてくれてありがとう

　俺が気まずくならないように
　たくさん気を遣ってくれてありがとう』

みんな優しい顔でAを見つめる

『離れてた1年間、本当に苦しかった

　今まで以上に
　みんなのことを大切に思えた

　こんな最高なグループに
　俺を入れてくれてありがとう』

SG「ヒョン…」

『ああ、スングァナ、ディノ、ドギョマ
　泣かないで』

俺の左手を握るAの手は
すごくすごく暖かかった

『長くなってしまったけど
　俺をSEVENTEENのユンフィでいさせてくれて
　みんな本当にありがとう

　これからはもっともっと
　足りない部分を補うために頑張るから
　SEVENTEENを支えるから

　ずっと一緒にいてほしい』

そう言って笑うA

『あーー、恥ずかしい！終わり！』

そう叫んで離される手

SC「当たり前だろ
　お前がいなければSEVENTEENじゃない」

HS「当たり前だ！！！」

隣で布団に顔をうずめて照れるA

Aが帰ってきてしばらく経つのに
まだこんなにも喜びが湧いてくる

JH「A、さらんへ」

まだ照れているAを布団ごと抱きしめる

SC「俺も！さらんへ」

スンチョルもAを抱きしめて

それからは雪崩のように
みんながAを抱きしめた

『苦しい！苦しいよ！俺死んじゃう！』

WZ「それは困るなw」

『てか俺本音トークしたんだからほら、
　みんなは？』

JS「Aのでもうお腹いっぱい」

MH「そうそう」

『えーーずるい！
　もういい、お腹すいた！
　ジフナ！うなぎ食べよ！』

そう言ってみんなを押しのけて
立ち上がる

隣にAがいて
メンバーがいて

こんなにも幸せで

俺もSEVENTEENでいれることに
感謝しようと思った

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