後輩の私を落とせるか賭けをしてるクズ先輩【呪術廻戦】

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任務は案外さっくりと終わった。


土地神の残穢がに引き寄せられた低級の呪霊を
七海くんと灰原くんがシュパシュパ倒し

その間に私はヒビが入った土地神を祀る祠を
構築術式で再構築した





帰りの車の中ー

灰｢構築術式って凄いんだね！ちゃんと間近でみれて感動したよ！｣

そう真っ直ぐ私の顔をみて声をかけてくれる灰原くん
なんて眩しいんだ


『ありがとう！
でも、やっぱり私は戦うのは慣れてないから2人の強さに圧倒されちゃったな！凄いや』


七｢…人それぞれですから気にしないでください。
とはいえいざと言う時の為に身を守る準備はしておいた方がいいです｣

私を認めつつ
的確に指南してくれる七海くん

『そうだね、明日から頑張ろ！
2人とも時間あればご教示ください』


灰｢はは、そんな改まらなくても同期なんだから何でも相談してよ｣

そう言ってくれる灰原くん
ほんといい子だなぁ…

灰｢あ、それに修行なら僕達よりも先輩たちの方がー｣

『ごめん、それはムリ』

灰原くんの提案に速攻のNGを出した


灰｢そう？優しいし強いしかっこいいよ？｣


『…灰原くん、もし知らない人に壺とか購入勧められたら私に連絡してね？』


灰｢？ うん！分かった！｣

この純粋な灰原くんは私が護らなきゃ…



七｢…Aは入学当初と変わりましたね｣

『そうかな？』

七｢…まあ何かあれば言ってください。できる範囲で協力はします｣

七海くんなりに心配してくれてるのかな
ただでさえ苦労が多そうなんだもん
あんまり心配かけないようにしなきゃ…


『ありがと、七海くんも何かあれば協力するからね』


そう私たちは話しながら同期として少しづつ絆を深めていた





放課後になる頃
車は高専に到着した

職員室に報告書を出して教室に向かうと



五｢お、ちゃんと生きてたなぁ｣

そう言ってまた私の頭に肘を置く五条先輩
自分が高身長だからって人をぞんざいに扱うな
とは言えないので

『この通りピンピンしてますね』

そう目線を合わせず自分の席にある荷物をまとめる


夏｢この後七海と灰原と体術の特訓するけどAも来ない？こんな細い腕で戦うなんて心配だよ？｣


夏油先輩がさりげなく私の手首を手に取り優しく撫でる

心配してくれるのはありがたいが、

なんというか…
こなれてる…って感じがする

そんな私の反対の手をバッと五条先輩が勢いよく掴む


五｢ほんとだ、ほっせ〜。簡単に折れそうだな｣

ケラケラ笑う五条先輩

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