後輩の私を落とせるか賭けをしてるクズ先輩【呪術廻戦】

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引き続き 主 6歳の頃
ーーーーー

『ﾓｸﾞﾓｸﾞ……団子美味しい〜』


五条家の新年会の会場の視線と空気に耐えきれず飛び出した私は敷地内にある使われてない暗い倉庫に身を潜めた


会場から持ってきた沢山の串団子を頬張る


ｰｻﾞﾜｻﾞﾜ


なんだか外が騒がしい…気がする
とりあえずバレないようにしよ…


ｶﾞﾀﾝｯ､!

『えっ！』

その時倉庫の扉が開かれ誰かが入ってきた


？｢…誰かいんの？｣

や、やばい！勝手に倉庫に入ったのがバレたら怒られる…！

『わ、私は怪しい者ではないです！
新年会の会場の空気に耐えられずここに逃げ込んだ
か弱い団子を食べる子供ですう』


そう必死に見えない相手に説明する

さすがに無理があったか…！？

と思ったが


？｢ふーん｣


そう言って現れた人物はそのまま私の隣に腰掛けた



『…は！ キミもあの会場の空気が嫌で抜け出してきたんでしょ』


何となく同類な感じがしてそう声をかける


？｢はぁ？…あー…まあ…そんなとこ…｣


『わはは、やっぱり！あのギラついた空気嫌だよね。
美味しいおせち料理とかお汁粉とか目当てに来たけど
緊張して餅が喉を通らないよ…ﾓｸﾞﾓｸﾞ』


？｢ふはっ、そう言いながら串団子バクバク食ってんじゃん｣


隣に座った人物。
暗闇でハッキリ見えないがシルエット的に同じぐらいの男の子。

その子が笑いながら私を指さす


『ここは緊張しないからいいんですー！
キミは何も食べ物持ってこなかったの？』

？｢いや、まあ…｣


『仕方ないなぁ、私が会場の食べ放題のお皿からセレクトした食べ物を分けてあげよう』


こっそり持ち帰りタッパーに詰めていた(ちゃんと使用人さんに許可取ったからセーフ！)いちご大福とかどら焼きとか金平糖とかを少年の前にも差し出す



？｢…こういうの食べたことない｣

『えっ！！！？甘味だよ！？疲れた時には甘いもの！疲れてなくても甘いもの！食べてみて！』


そうまるで自分が作ったかのようにして少年にスイーツを差し出す


疑いながらも少年は私の手からいちご大福を手に取り口に運ぶ


？｢……！んまい！｣


『でしょ！さすが御三家の料理！』


？｢他にはどんなもんあんの？｣



それから少年と時間を忘れてスイーツ以外にも色んな話をして過ごした。

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