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夏「おーい、2人ともー」

数分後無傷の夏油先輩が森の奥から私たちの元に姿を現した


五「おせーぞ、傑。
そっちは…問題ないみたいだな」

夏「まあね、高専にも連絡したからそのうち気絶してる呪詛師達を引取りに来るはずだよ」


何事も無かった様に談笑をする2人の先輩


圧倒的な力の差
これが特級の実力


『……本当にお2人とも強いんですね…』


私がそう唖然とした顔で呟くと

五「…ふっ、あったりめーだろ!
俺と傑がいて負けるわけが無ねえ!
俺の実力に恐れ入ったかぁ?」

五条先輩がいつものように私に私の頭に腕を乗せて体重をかける


『悔しいですが、正直参りました…
相手の呪詛師も弱くはなかった。
ですがそれをはるかに差し置いておふたりは強かった…

本当にお強いんですね!』


こればっかりは嘘を付けない
目の前で起きた出来事。

私は正直に思ったことを2人に伝えた



五「っ!?
……きゅ、急に素直になってんじゃねぇよ」


五条先輩がフッと私から顔を逸らして前を向く
どうしたんだろう…


夏「…ありがとう。惚れちゃった?」

『それは無いです』

夏「はは、手厳しい。
それじゃ改めて京都へ向かおうか。
荷物持つよ」


そう言って夏油先輩は私の荷物を背負って
自身の呪霊の上に乗った


夏「悟とAも乗りな」

『わあ、すごい!ありがとうございます!』


呪霊操術
こんな風にも使いこなせるんだ…!

そう感動していると
私の手にあったもうひとつの荷物をサッと五条先輩が奪う


五「ったく、お前トロいから荷物持たせてたら京都着くの明日になっちまうぜ…
ほらさっさと行くぞ」


そう言った五条先輩はもう片方の空いた手を私に差し伸べて呪霊の上に乗せてくれた


五条先輩と会ってから初めての待遇で思わずたじろぎながらも


『…ありがとうございます』


ちゃんとお礼を言って手を取る


五「ふん…」





そして私たち3人はたわいも無い話をしつながら京都へ向かった



夏油先輩も五条先輩も時折私を貶してくるが
前よりは距離が近くなった気がする

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amro(プロフ) - むーこさん» むーこさん、コメントありがとうございます!面白いと思っていただけてとっても嬉しいです♡ 読んでいる時の考察の点と点が線に繋がる感覚とってもワクワクしますよね!是非近い更新をお待ちいただけますと幸いです(*´˘`*) (2月12日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - grayさん» grayさん、コメントありがとうございます!大好きと思っていただけただけでも嬉しいのに伝えてくださりとっても嬉しいですっ!ちまちまにはなりますが更新していく予定なので是非今後もよろしくお願い致しますっ(՞ ܸ.‪ˬ.ܸ՞)” (2月12日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - すっごく面白いです!自分の中で もしかして。。。と考察が浮かんできて、続きを待ち遠しく思ってます!更新頑張ってください〜!! (2月11日 17時) (レス) @page22 id: dea07b8d55 (このIDを非表示/違反報告)
gray - このお話大好きです。更新頑張って下さい! (2月4日 11時) (レス) @page22 id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - しろりんさん» しろりんさん、コメントありがとうございます!続きを楽しみにしていただけて嬉しいです!そんな展開もあるかもですね…!この後どんな展開で先輩2人との関係を築いていくかお楽しみにです(՞ ܸ.‪ˬ.ܸ՞)” (1月21日 17時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:amroxxx | 作成日時:2024年1月19日 17時

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