後輩の私を落とせるか賭けをしてるクズ先輩【呪術廻戦】

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、、



夜｢よし、今日はここまで。
各自復習忘れるなよ｣

灰｢はーい！｣


強面のヤクz…じゃなくて夜蛾先生の授業があっという間に終わり放課後


灰原くんには悪いけど
今あの先輩達と会うのは嫌なので
こっそり今日は寮に帰らせてもらおう…

後でメールして謝ろ…


灰原くんが七海くんと談笑してるのを横目に私はしゃがんでこっそり教室の扉を開けて足を踏み出す

ドンッ

『った』

ドアを開けたはずなのに
大きな壁？にぶつかって跳ね返される

そのまま床に尻もちを着いてゆっくり目の前の黒い壁に目線を向ける


『げぇ…』

扉の向こうにあった壁は
今会いたくない
五条先輩のなが〜い足だった

後ろには夏油先輩の姿もみえる


吹き飛ばされた私に気がついていないのか五条先輩は
談笑する七海くんと灰原くんに向けて

五｢よぉ、1年！
ゲーセン行くから準備しろ｣

そう声をかけた


灰｢はい！
ほら、七海も一緒に行こ！｣

七｢……はぁ。分かりました…｣

灰原くんのあの笑顔は断れないよね…分かるよ…


五｢あ、そーだ！
アイツは？どこいんの？｣

五条先輩がキョロキョロと教室を見渡す


七｢…アイツ？｣

五｢ここに1人だけ居るだろ、女子｣

灰｢…もしかして五条さんの足元で固まってるAのことですか？｣


灰原くんがそう言うと
五条先輩は視線をグッと足元で尻もちをつく私に向けた


てか、ぶつかったのに気がついてなかったのか…
どんなフィジカルしてるんだ…


五｢んあ？
おー、居るじゃん！｣

『うっ…』

そう言って長い足を折り曲げてしゃがんだ五条先輩は
私の顔をジィっとみる
そして手が私に差し出される


あ…もしかして、
“弾き飛ばしてごめん、立てる？”
みたいに声掛けてくれるのかな…

なーんだ！
だとしたらさっき休憩スペースで聞いたのは聞き間違…


五｢ウケる！鈍臭すぎんだろ！
雑魚過ぎて居ることすら気が付かなかったぜ｣


そうケラケラ笑いながら差し出された手が私の額にデコピンをする
地味に痛い



夏｢こらこら…悟。
君のせいでAは転んでしまったんだよ？｣

そう言って夏油先輩は私に手を差し伸べる
あ…夏油先輩は優しー

夏｢悟…ましてや並の人より体幹がないんだ。
弱い者いじめは良くないっていつも言ってるだろ？｣


……前言撤回
夏油先輩も優しくない
バカにしてる。

『…大丈夫ですので』
私は夏油先輩の手を避け自分で立ち上がりスカートについたホコリを払う

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