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私が五条先輩といがみ合いをしてから1週間ほど経過した
私の任務と五条先輩の任務の関係で丁度顔を会わさないまま1週間が経過したのだ
その間七海くんや灰原くんは先輩たちと仲良くしてるらしいが私は今だ五条先輩だけは仲良くなれそうには無かった
そんな中
今日の任務は京都校へのお使いだ
私がここに来てからちまちま作ってきた呪具を
京都校にもおすそ分けする手筈になっている
任務の前にヤガセンに教員室に来るよう呼び出された
何かあったのかな
コンコンッ
夜「入れ」
『失礼しまー……えっ』
夏「やぁ、A」
五「…ッチ」
教員室に入るとそこには
ヤガセンと五条先輩と夏油先輩がいた
嫌な予感がする……
夜「今悟と傑には説明したがAにも説明するぞ。
本日東京校から京都校へ呪具の輸送がある事が外部…呪詛師の集団に漏れた。奴らは間違いなく道中でAを襲ってくるだろう。
そこで護衛として傑と悟を同行させる。
ついでに呪詛師達を倒してこい。以上。」
夜蛾先生はそれだけいうと自分の仕事に戻ってしまった
『……えぇ』
夏「そういうことでよろしくね」
ニコッと私に笑顔を向ける夏油先輩
それはいいのだが
五「雑魚のお守りかよ〜」
そう明らかにやる気のない五条先輩
『…お手数おかけしてすみませんね』
私は大きなため息をついて任務の準備をした
夏「なるほど、それじゃこれは?」
『これはトンファーと言って元々は中国武術の武器です。多彩な動きに合わせられる優れた近接武器ですね。』
夏「へぇ…これはヌンチャクだよね?」
『はい!使い手か呪力を込めることで鎖の長さが変わったり色々便利です』
夏「そっか!かっこいいしちょっと練習してみようかな」
作成した武器について話しながら夏油先輩と森の中を進む
人たらしな所に難ありではあるが基本的に真面目で仲間には優しい夏油先輩
灰原くんほどでは無いが
私の中でだいぶ夏油先輩へのイメージは改善されつつあった
五「おい、お前ら!歩くの遅せぇよ」
私と夏油先輩の少し前を歩く五条先輩が
イライラしたように声をかける
夏「Aと私は荷物を持ってるからね。手ぶらの悟も手伝ってくれたらいいだろう?」
そう本来は私ひとりで持つはずだった大量の荷物
量に見兼ねた夏油先輩が「半分持つよ」と言って半分以上を背負ってくれた
こういう所だけみるとコロッと落ちてしまってたかもしれない…
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amro(プロフ) - むーこさん» むーこさん、コメントありがとうございます!面白いと思っていただけてとっても嬉しいです♡ 読んでいる時の考察の点と点が線に繋がる感覚とってもワクワクしますよね!是非近い更新をお待ちいただけますと幸いです(*´˘`*) (2月12日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - grayさん» grayさん、コメントありがとうございます!大好きと思っていただけただけでも嬉しいのに伝えてくださりとっても嬉しいですっ!ちまちまにはなりますが更新していく予定なので是非今後もよろしくお願い致しますっ(՞ ܸ.ˬ.ܸ՞)” (2月12日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - すっごく面白いです!自分の中で もしかして。。。と考察が浮かんできて、続きを待ち遠しく思ってます!更新頑張ってください〜!! (2月11日 17時) (レス) @page22 id: dea07b8d55 (このIDを非表示/違反報告)
gray - このお話大好きです。更新頑張って下さい! (2月4日 11時) (レス) @page22 id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - しろりんさん» しろりんさん、コメントありがとうございます!続きを楽しみにしていただけて嬉しいです!そんな展開もあるかもですね…!この後どんな展開で先輩2人との関係を築いていくかお楽しみにです(՞ ܸ.ˬ.ܸ՞)” (1月21日 17時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:amroxxx | 作成日時:2024年1月19日 17時