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、、
一通りを手を出さず見ていた夏油先輩が
夏｢意外と現代的な武器使うんだね｣
そう声に出した
『まぁ…そうですね。
私の一族は代々戦う時は自身で用意した呪具で戦ってます。
おじいちゃんは刀、お父さんは一本槍でした。
でも私にはそういった武器を扱える体力も技術も無いので今のスタイルになったんです』
呪力を集中させ
新たなお供え用の呪物を用意する
今回は石で作られた狐の置物にしてみた
うん、我ながら可愛い
『と、言っても本来戦場を駆け回る事に適した術式ではないので補佐と後衛がメインですけどね。
任務終わったので帰りましょう』
夏｢なるほどね。Aのこと少し分かったよ。
それじゃ尚更体力作りしないとね｣
『……私の話聞いてました？』
夏｢ん？｣
有無を言わさない夏油先輩
戦闘だけじゃなく言葉でこの人には敵わないんだろうと本能で感じた…
帰りの車の中。
夏油先輩からの質問攻めを逃れるため話題を変えた
『夏油先輩の呪霊操術も傍からみたら弱点は術者本人ですよね。戦闘で前線に出て大丈夫なんですか？』
夏｢私は自身を守るだけの鍛え方をしてるからね。
それに経験者ほどソコを狙ってくるから動きを読みやすい。
言ってる意味分かるかな？｣
『……分かりますよそれくらい。
でも、やっぱり接近戦で戦うなら何かしら欲しいですよね。私でよければ呪具作りますよ』
夏｢…！Aがそんな嬉しいこと言ってくれるなんて意外だね｣
先輩はクズな所があるが危険な目にはあってほしくない
高専の人には惜しみなく私の力を使ってほしい
守れる命を増やすために
その意図が伝わったのか夏油先輩は
私に優しい視線を向ける
夏｢ありがとうねA。お言葉に甘えさせて貰おうかな｣
それから車の中で私たちは
夏油先輩にはどんな呪具があると便利か
色々話した
夏油先輩は女の人に限らず人たらしな部分があるが
根は真面目で人々の平和を願っているいい人だ
少し夏油先輩と仲良くなれた気がする
高専に帰ってきて教室に向かうが
七海くんも灰原くんも任務らしくいなかった
黒板には大きな文字で 自習 と書かれており
放課後まで暇な時間を過ごすことになりそう
『……あ、せっかくだし今日夏油先輩と話した物作ってみようかな…』
私は手元に呪力を集中させて
ある物を作った
後で2年生の教室に行こう……
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amro(プロフ) - むーこさん» むーこさん、コメントありがとうございます！面白いと思っていただけてとっても嬉しいです♡ 読んでいる時の考察の点と点が線に繋がる感覚とってもワクワクしますよね！是非近い更新をお待ちいただけますと幸いです(*´˘`*) (2月12日 8時) (
レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - grayさん» grayさん、コメントありがとうございます！大好きと思っていただけただけでも嬉しいのに伝えてくださりとっても嬉しいですっ！ちまちまにはなりますが更新していく予定なので是非今後もよろしくお願い致しますっ(՞ ܸ.ˬ.ܸ՞)” (2月12日 8時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
むーこ - すっごく面白いです！自分の中で もしかして。。。と考察が浮かんできて、続きを待ち遠しく思ってます！更新頑張ってください〜！！ (2月11日 17時) (レス) @page22 id: dea07b8d55 (このIDを非表示/違反報告)
gray - このお話大好きです。更新頑張って下さい！ (2月4日 11時) (レス) @page22 id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
amro(プロフ) - しろりんさん» しろりんさん、コメントありがとうございます！続きを楽しみにしていただけて嬉しいです！そんな展開もあるかもですね…！この後どんな展開で先輩2人との関係を築いていくかお楽しみにです(՞ ܸ.ˬ.ܸ՞)” (1月21日 17時) (レス) id: 18748080be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：amroxxx
| 作成日時：2024年1月19日 17時
