黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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五条が未来の五条悟と入れ替わった騒動から1週間が経過した


私たちにはいつもと変わらない日常が戻ってきたのだが
一つだけ気になる変化があった



『五条。こないだの任務の報告書なんだけどー』

五｢っ！、あ、後でやるから机の上置いとけ｣



『五条、今日の夕飯なんだけどみんなでー』

五｢お、俺今日任務終わるのおせぇからいいわ｣




『五条、新作の甘味ー』

五｢これから任務だから、じゃ｣






『ねぇ、2人ともどう思う…？』

家｢明らかに避けてるな｣

夏｢うん。｣

放課後任務で居ない五条以外の同級生3人は机を合わせて話し合いをしていた。


夏｢私と硝子には変わらない態度なんだけどね。｣

『うーん。それがなぞ…私何かしちゃったのかな？』

身に覚えは…無い。

家｢見てる感じ嫌って避けてる訳じゃないしほっといていーんじゃない？｣

『んー、でもやっぱりこのままなのはなぁ。
ねぇ、傑君何か聞いてない？』


そう傑君の顔をみて問いかけるが、うーんと唸って特に身に覚えはないようだ


家｢…やっぱあれか。未来で何かあったんだろ｣

硝子がビシッとタバコを私に向けて言い放つ

そう。あの1件があってから明らかにおかしい。
ということは未来で私と何かがあったと言うこと。

夏｢この時代に戻ってきた時悟は何か言ってなかったの？｣

そう聞かれてあの日のことを思い出す


煙と共に目の前に現れた五条は

“おい！A、さっきの話の続きちゃんと説明しろ！”

そう言っていた。

『戻る瞬間まで未来の私と何か話してたみたい。』

夏｢うーん…そうか。悟に未来で何を見たか聞いても“何でもない”って教えてくれないんだよね…｣

親友の傑君が聞いても教えてくれないとなるとお手上げだな……


家｢ま、時間が経てば何とかなるだろ｣

そう言って硝子が席を立つ
合わせるように傑君も席を立つ

夏｢そうだね。悟が言ってくれないと動けないもんね。
ほらこの後また灰原と七海と特訓でしょ？
今日は私も用事ないから付き合うよ。｣

傑君が私に手を伸ばす


『…今は考えても仕方ないか。
京都交流戦も近いし切り替えないとね』

私は一旦五条のこと考えるのをやめ
後輩2人と約束をしてる校庭に向かった。

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