黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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大人五｢最後に僕からお願い！

未来でこの時代の僕と会ったら、
知らない未来の話はせずに
ただ一緒に居てあげてほしい。｣


真剣な表情を私に向ける大人の悟


『…大人の悟はそれでいいの？』

大人五｢…うん。きっとこの時代の僕も大人になればそういう選択をするからね。｣


『…わかった！未来で高校生の五条悟と出会っても未来の出来事は言わない！隣に居てあげるね』


そう言うと大人の悟は安心した様な表情になる


大人五｢…ありがとう、A。｣


すると大人五の姿が光り出す


大人五｢…さて、JKのAも堪能したし、元の時代のAに自慢しちゃおっと｣

未来の私に私と会ったこと自慢するの？
それは自慢になるのか？

そう思ってると大人悟の姿が薄くなる


大人五｢それじゃー、未来でね。
傑達にもよろしく！｣

『うん！またね！』

そう言葉にした瞬間大人の悟の身体は眩しい光に包まれ

そして


ボワッー

突如現れた煙が視界を遮る


と同時に


五｢うわぁっ！｣

ドンッー

私の身体が突然現れた五条に押し倒される

『い、たたた……』


ゆっくり目を見開くと


五｢ｹﾎｯ、ｹﾎｯ｣

煙で咳をするこの時代の五条悟が目の前に現れた


『あー、ご、五条。ど、どいてくれる…？』

五｢なっAっ！？
って事は元の時代に帰ってきたのか…
つーかまだ話の途中だったんだけど！｣

そう言って五条は私の上から退いてくれない。

なんなら覆いかぶさって問い詰められる


五｢おい！A、さっきの話の続きちゃんと説明しろ！｣

『いや、五条が話してたのは未来の私だから…なんの話ししてたの…』


五｢…そ、それは…｣


すると黙り込む五条。
一体なんの話ししてたんだ…？


『というか退いてくー』


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｰ


夏｢A！……は？悟？｣


任務を終わらせてきたであろう傑君が慌てて談話室に駆け込む

そしてこの光景をみて言葉を失っていた

『あ、傑君おかえり』

五｢す、傑！あ、いや、これは…！｣


五条が慌てて私の上から退く

が

夏｢悟…どういう事か説明してくれるかな…？｣


五｢っ！
こ、こうなったら逃げるぞA！｣

五条が私の腕を引いて窓から飛び出す

『な、何で私まで！？』



後ろから傑君の呼び止める声が聞こえるが私は五条にひたすら引っ張られてその場から立ち去った



そして硝子が帰ってくる頃まで
五条と(何故か)私は傑君にお説教をされるのだった。



未来悟編終わり

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