黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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、、


カツ丼を持ってひとまず
私の部屋に大人の五条を招き入れる


大人五｢も〜、簡単に男を部屋に招き入れちゃダメだよ？｣

そう言いながらも後ろから離れることない大人の五条

『まぁ、緊急事態なんで…』


大人の五条は私を離す気は無いらしい
この時代の五条の部屋に勝手に上がるわけには行かないし
仕方ないだろう。


部屋のテーブルにカツ丼を2つ並べる

『…あのさすがに食べる時は離れて貰っていいですか？』

さすがに二人羽織みたいにして食べるのは…
確かに身長差があるから邪魔にならないとは思うけど絵面的にね…

大人五｢…仕方ない｣

すると大人五条は私を腕の中から解放する

でも

ﾋﾟﾄｯー

隣にピッタリくっつく

大人五｢離れはしなーい｣

『は、はぁ…
でももういいや。冷めちゃう前に食べましょう』


そして私と大人五条は並んでカツ丼を食べて一息ついた。



『それにしても、なんで私にピッタリくっついてるんですか』

会った時からの疑問をやっときいてみる


大人五｢ん？てか敬語じゃなくていーよ。
いつもみたいに 悟 って呼んでよ。｣


私の質問の回答は帰ってこない
なんなら提案をされた

『え、そ、それじゃ敬語はやめるけど。
私五条の事は五条呼びだよ』


大人五｢相変わらずだねAは。｣


そう言って大人の五条は長い足を伸ばしてくつろぐ

大人五｢…でもやっぱり五条呼びより悟って呼んでほしいな｣

ぐるっと上半身を私の方にグイッと向けて詰め寄る大人五条

『あっ///』
ち、近い…っ

大人五｢“五条”って家をみて近寄って来るやつが多かったからさぁ、Aには悟って呼んでほしいんだよね。
ほらほら｣


『あ…そ、そういうことなら… さ、悟…？』


大人五｢うんうん。上出来！
この時代の僕が帰ってきてもそう呼んであげて｣

そう言う大人の…悟は上機嫌だ


『ずっと気になってたんだけどなんで一人称が“僕”なの？』


大人五｢あ、やっぱり気になっちゃう？

あんまり未来の事話すのは良くないから言えないけど、
やっぱり大人になって各所と接するなら
“俺”より“僕”の方がいいかなってね｣

目隠しはしてるけどきっと悲しい表情をしてるんだろうな…

『…未来のご…じゃなくて悟は苦労してるんだね』

大人五｢未来だけじゃなくてこの時代の僕だってねぇー…って今のAに言っても意味無いか…｣

はぁとあからさまにため息をつく

『え、苦労の中に私に関係することあるの…？』

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