黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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、、


?｢あ〜、そういえば過去にそんな事あったなぁ…｣


私たちが固まる中
目の前に突然現れて“五条悟”と名乗った男性がヘラヘラとしながら1人笑っている

煙が完全に消えるが
その近くに先程まで話していた生意気な五条の姿がない



夏｢A！刀抜いてッ！｣

隣の傑くんが前を真っ直ぐみて横に特級呪霊をｽﾞﾓﾓと顕微しながら私にそう指示を出す

硝子を庇うように七海くんと灰原くんも戦闘態勢だ


夏｢…おい、不審者。悟をどこにやった。｣

傑くんが睨むように問いかける

?｢え？
あっ、若い頃の傑じゃん！ウケる〜｣

傑くんの質問に答えず不審者は傑くんを視界に入れる(目隠ししてるのに見えるのか…？)と呑気に お〜い と手を振っている


夏｢っ、し、質問に答えるんだ。｣


?｢もー、だって僕が悟なんだしいいじゃん。

えーっと…
髪がまだ短い頃の傑に、
目の下のくまがまだ薄い硝子、
全然マッチョじゃない七海に、
相変わらず真っ直ぐな灰原…

そして…｣


目隠しの不審者は一人一人の方を向いて呟き
最後に私に目線を向ける


『？…ひえっ』

私の身体が不審者の腕の中に吸い込まれるように勝手に引き寄せられ、ギュッと抱きしめられた

?｢Aｯｯｯｯｯｯ!!!!!｣


『い、いたたたたっ！は、はなしー』

?｢離さない！｣

ほんとに離さないのか強い力で私を抱きしめる目隠し不審者


…この引き寄せの術式…！



夏｢なっ、Aを離せ！！！｣


傑くんがそう不審者に飛びかかるが
届かない

傑くんの拳が不審者に届かない
まるで身体の周りに見えないバリアを張っている様な


夏｢こ、この術式は…っ！｣


傑くんも理解したのか1歩後ろに後ずさる


?｢だから言ったでしょ？


僕は 五条悟。

君たちが知ってる五条悟の10年後って所かな？
って事で、よろしくっ｣



目隠し不審者こと 未来の五条 がピースして私たちに言い放った



ーーーーーー



家｢あー、つまり話をまとめると
未来の五条は呪具庫で捜し物をしていたら
棚の上から知らない呪具が落ちてきて
それが床に落ちた瞬間煙に包まれ
気がついたらここに居た、と？｣

場所を移して自販機が並ぶ談話室で椅子に座りながら会話を進める

大人五｢そそ、いや〜僕もちょっとだけ油断してたから回避出来なかったね｣

ヘラヘラとしながらそう話す
…てゆーか


『あの…そろそろ離しー』


大人五｢やだ｣


私はあれからずっと大人の五条に抱きしめられていた

どうやら離してくれないらしい…

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