黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

269個目_夏油side ページ19

注:ちょっとだけ男湯らしいトークがあります
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ご飯を食べ終えた私たちは温泉に入る準備をした


家｢そんじゃ風呂上がったら卓球場集合な｣

『後でね〜』


そう女子2人は手を振る

夏｢うん、ごゆっくり｣
五｢牛乳はみんなで飲むから先に飲むなよ！｣

2人を見送って私たちも着替えを持って温泉に向かった



ーーー
ーー
ー



灰｢わぁー！凄い！こんな豪華な温泉僕達だけの貸切ですか！？｣

灰原が温泉を見た瞬間そう声を上げる

五｢おう！俺たちだけだから泳いでもいいんだぜ｣

七｢はしたないのでやめてください｣

それに続くように悟と七海も後を追う


各自シャワーで全身を洗い
浴槽に浸かる


灰｢夏油さん…視界の暴力が凄いですね！｣

すると灰原が目をキラキラさせて私にそういう

七｢……確かに普段キッチリしてるのもあって濡れた髪を下ろしてる姿はギャップありますね｣

夏｢ハハ、2人ともありがとう｣

五｢筋トレのし過ぎじゃね？その辺の女より胸あるだろ｣

悟が私の胸筋を指さしてからかう

夏｢この世界なら鍛えて損する事はないだろ？悟も筋トレしたら？｣

反撃するように細身の悟の上半身を指さす

五｢うるせ〜！今に見てろよ！｣

バシャバシャー

悟が私に突っかかってくるので相手をする
湯船で取っ組み合いが始まる


その様子を静かに湯船で見ている灰原と七海


灰｢…夏油さん… ソコ(･ ･ )凄いですね！｣

七｢こ、コラ！！灰原っ！！｣

七海が灰原の口を手で覆う

五｢確かに！
俺よりも凶器的じゃん〜｣

悟も指をさしてそう口にする

夏｢ん？あぁ。まぁそうだね。｣

七｢…何とも思わないんですか？｣

夏｢まぁ、昔から見た人に驚かれるから慣れたかな｣

中学の合宿や修学旅行、その他諸々でも初見の人には驚かれる。
だから今更ね


灰｢かっこいいです！｣

七｢灰原…あなたね…｣



そう話して盛り上がっていると

ーーｶﾞﾗｶﾞﾗ

『すごーい！立派なお風呂だ！』

家｢さすが高級旅館だな｣


ﾋﾟｸｯｰ

塀を隔てた隣の女子風呂から
Aと硝子の声が聞こえてくる

男風呂｢……｣

さっきまで騒がしかった男風呂が一瞬で静まり返る

ﾍﾟﾀﾍﾟﾀと裸足で歩く音すらも鮮明に聞こえてしまう状態



これは…まずい…

私たちは静かに湯船に浸かり直す


だって…この塀の向こうには…無防備な…Aが…

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