黄金の呪いに愛を_6_【呪術廻戦】【高専組】

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、、


硝子に呼ばれて近づくと
何故か可愛らしい装いの知らない女の人に
勝負を挑まれた


いやほんとに何で…？
何があったの？



男｢それじゃ勝負の方法は一般的なミスコンと同じで
1人ずつ観客に自分の良さをアピールだよ！

今回は私を観客だと思ってアピールしてくれ！｣


そう指示を出して ワハハ と笑う男の人

そもそもこの人も誰なんだ…？


女｢フフン、それじゃ私からアピールさせて貰うわよ｣

女の人は前に出る

女｢プロデューサー！私は得意なダンスでアピールするわ！｣

そう言って女の人はどこから取り出したのか分からないオーディオプレーヤーで曲を流し踊り出した


『えー！凄い！可愛い！アイドルみたい！』

女の人にぱちぱちと拍手をする



女｢アイドルみたいじゃなくて、ホントにアイドルなの！私を知らないなんてあんた田舎者？｣


『えっ、ほんとに！？
だ、誰だか分からないけどサインもらった方がいいかな』

そう慌てる私に

家｢気にすんな。
それより次、Aだよ｣

硝子がそう私の背中を押す


私はプロデューサーと言われていた男の人の前に立つ


男｢君は何をアピールしてくれるのかな？｣

『…アピール……』

男｢そう、今の子みたいに自分の得意なこと、努力してきたことを披露してくれればいいよ｣


男の人が期待の眼差しを私に向ける


『…』


女｢どうしたの？怖気付いた？私のダンスの後なら仕方なー｣


『分かりました！
では早速ですがその日傘お借りしてもいいですか？』


女｢あ、え、ええ……｣

私は女の人が持っていた日傘を借りる
……よし、この長さ重さなら大丈夫だな…。

『私は小さい頃から剣術を学んできました。
なので居合切りを披露したいと思います！』



女｢プッ、あはは！居合切り？そんなのをその傘で？｣


『はい。
ではプロデューサーさん。
その空き缶思いっきり頭上に投げてください』


そう言った私は日傘を腰に構え
ｽｩｰ
と息を整える


男｢い、いくよ？
それっ｣

空き缶が高く投げられる




手に持った日傘の強度、力の入れ方
空き缶の落ちる位置
風

全てに意識を集中する
そして

ｷｨﾝｰ

ほんの一瞬
消え入る音が響いた


そして ボトッ と空き缶が地面に落ちる


『はい。終わりました』

男｢えっ？そ、そうなの？｣

女｢プッ、アハハ。何が居合切りよ！ただ日傘持ってそれっぽく構えてただけじゃない｣

女の人が私を指さして笑う

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